国産水草ってどうなの?←外国産の水草が嫌になります。
国産水草良いですよ。輸入品とは比べ物にならないですね。
導入したいんだけど、いまいち違いがわからなくて迷ってる人、とにかく国産を買いなさい。
僕も実際に見てみるまでは、よく違いわかんなかったんですよ。
電化製品と同じで、今は外国産も国産もほとんど変わりないでしょ、みたいな。
店頭にきてびっくり、長期在庫してみてびっくりです。
状態が全く違う
店頭にきた際に、まず緑の色が全く違うのがすぐわかります。
とにかく葉付きが良いんですよ、緑が濃くて茎も太く葉っぱも元気。
こんなに違うもんかとびっくりしましたね。
水で洗った時、半端ない量のゴミが出まくったけど。
アナカリスってどこのショップでも扱っているくらいの超メジャーな超定番種。
それだけによく売れるし、よく発注します。
つまり、欠品しないように大量に入荷しないといけないので、ひとつずつをしっかり管理出来ないわけですね。
これは熱帯魚でいう、グッピーと同じ状態です。
とにかく入荷して出荷して、みたいな。
外国産のアナカリスって、こんな状態でよく出荷出来たな、って物が入荷する事もあるんですよ。
下についてるスポンジ取ったらヘドロみたいな臭いするし、根腐れしてるし売り物になりません。中身もスカスカだし黄色いし状態最悪。
もちろん連絡するか、ロスは切るんだけど。
国産はこれがまったくありません。数も限られてるし原価も変わってくるんですけど、常に最高な状態で入荷出来る。
店の信用もあがるし、アクアリストも満足だしwin-winの関係なんですよね。
外国産に値段以外のメリットなしです。
その代わり国産の水草には無農薬な分だけスネールがついてる可能性があります。
無農薬だから安全お水でスネールさんも居心地抜群って事ですね。
しかし逆にいえば、エビ、もといレッドビーなどの類にも安心ということ。
特にデリケートな種を飼育してるアクアリストには超メリットなんじゃないですか。
変な農薬入っててビー全滅とか、そんな残念な状況起こしたくないですよね。
傷むスピードが違う
これは一概には言えませんし、家の水槽の状況によっても変わるので、うちの店ではそうでした、くらいの参考にしかなりませんが、水草の痛み方が違いました。
外国産の水草って、1週間は入荷状態を保てるんですが、2週目、3週目を過ぎてくるとへたってくるんですよね。
でも、国産の水草はへたる速度が遅かったんですよ。
最初から日本の水で育てられているからなのか、無農薬で育っているので厳しい環境でも育成されることに慣れているからかわからないんですが、痛み方が明らかに外国産の物と違った。
本来は国産の物の劣化スピードが正しく、外国産の物の方が早く劣化してただけなのかもしれないんですけど、管理もしやすくて良い。
なぜか上手く水草が育たないという人は、最初に元気で有利な状況から始める事が出来る国産水草から飼育してみると上手くいくでしょう。
まとめ
入荷状態も良いので、育成時に不利な状態から始めなくてよくて、維持もしやすいのが国産の水草。
その代わり無農薬だとスネールが多い可能性があります。
とは、言いつつも実際にはスネールの量なんて変わらなかった気がしますけどね。
ちゃんと水換えしてやればスネールなんていずれいなくなるし。
手抜きしてる人の水槽で殖えまくってる、っていうだけの話でしかないですね。
アクアリウムやってるのか実験してるのかわからないバカ
生体が死に、水草が枯れ、何を入れてもうまくいかない。
不毛のアクアリウムを作ってしまう才能を持ってる人が時々出てきます。
そして面白くないから辞めちゃう。
超もったいないですよね。水槽を買ってわざわざ場所を作った意味がない。
でもそういう人には共通点があります。
そして僕は、そういう人たちってアホだなぁと思っています。
とにかくネットが全て
ここにこう書いてあるじゃないですか、って言われてもあなたの水槽とそこに書いてある水槽って状態がまったく違う、って事がわかってないんですよ。
説明しても理解しない。すくいようがありません。
立ち上がって間もない水槽と立ち上がって1年の水槽だと、突然死んだ時の理由の推定も違うし、使ってる機材も違えば、水槽の置き場所も違ったりするんですよね。
もっといえば飼育歴も関わってくるしね。
そんな違いまくってるポイントの中から唯一失敗したってポイントだけ同じのを持って来られても、困るんですよ。
ネットの情報は言うなれば、過剰包装のプレゼント。
本質としては中身のプレゼント側が大事なのであって、周りの包み紙の部分はいらないんですよね。
つまり別にそこまでしなくてもいいよね、でも確かにそこまで出来たら理想だね、というレベルで書いてある事が多々あります。
この情報を信じ切って、いや、でもここはこうですよねって言われても、あなたその前に基本的な情報を見落としてますよって感じなんですよね。
PHとか知らんがな。
結局最後困った時には誰かに聞いた方がいいんですよ。
熱帯魚屋の人でもいいし、知恵袋でもいいし。
自分で調べても検討がつかないのに手当たり次第に試すのは頭悪すぎます。
なんでもかんでも入れまくる
実験かよ、ってレベルで水質調整剤を入れる人の事です。
粘膜保護剤、PH調整剤、コケ防止剤、魚が元気になるうんたらかんたら…。
いや、水換えでよくね?
水換えせいやっておもわずツッコミたくなるくらい実験水にしてる人がいます。
コストをかけるべき場所が間違ってるというか、そこは別にコストいらないよねって場所でコストかけるのに、肝心な濾過器はしょぼしょぼの物を使ってます。
ろ材交換しまくってて、常に新品の綿入ってるしね。
僕は水換えで全てがどうにかなると思っています。
魚の調子悪い→水換えしてください
コケ生えるんですけど→水換えしてください
水草うまく育たない→水換えしてください
このくらい水換え大事だと思ってるんですよ。
そして、事実として水換えでどうにかなる。
まとめ
熱帯魚は基本が出来てればカルキ抜きとバクテリアくらいしか添加する物はないんですよ。
実験水を作るなんて事しないように。
やっぱり良い物は良い。元店員の僕が良いなと思ったろ過機。厳選2つ。
ろ過機とかエアーポンプがうるさくて悩んでる人って結構多いんですよ。
初心者セットについてたブクブクがうるさいんだけど、なんか良いのないかってよく聞かれてました。
初心者セットについてるエアーポンプはマジでうるさいから、あれより下の商品なんてないですよ、って感じなんですが、それでも似たような商品ばっかりで、どれが良いのか悩む所。
パッケージにも全部”静か”って書いてあるしね。
どこが静かやねん、うるせーよみたいな商品も結構多い。
そこで音に悩まない、安眠する為のろ過機を書きます。
エアーポンプならコレ以外ありえない。
マイナー商品で店でもそんなに売れてなかったんですけど、なんでこれ買わないんだろうって思ったくらいの超静かな商品です。
しかも実際に試せるように置いてあったのに。
確かに値段は安くないので、安い物が欲しい人は候補から外れるかもしれないんですが、たかが数百円で安眠して健康が得られるんですよ。絶対こっちやん、わけのわからん商品買うより安心できます。
まずエアーポンプ本体が非常に小さくて軽い、その上水槽に張り付けて使用する事が出来ます。
スペースも節約できるし、水槽の上側に張り付ければ、うっかり水が逆流してくる心配もない。
エアーポンプに関しては以上です。後は有名で何千回と語られてるような商品しかないので、僕のブログでは割愛。
古い商品と古いやり方を紹介しても面白くないので。
個人的にはニッソーはエアーポンプ頑張ってんなあ、という印象。
水心もニッソーだし。
外掛け式ろ過機に替える
エアーポンプはぶっちゃけ殆どうるさいんですよ。
一番音が出るモーターの部分が外に出ちゃってるから。
そこで水中で運転してくれる外掛け式をおすすめします。
一番はテトラのろ過機。これは水の中にモーター部分を入れて使用します。
水はしっかりと入れて下さいね。せっかくモーターが静かになっても水が落下するときの音がして、超無意味なんで。
めっちゃくちゃ定番で古い商品なので紹介する必要もないんですが、それでも僕はテトラのATシリーズを勧めます。
他の色々な外掛け式ろ過機と比べた時に良い点が多いからなんですよ。ロングセラーには理由がある。
まず、他のろ過機と比較した時に一番いいなと思ったのがメンテナンス性のしやすさ。
単純な構造で、組み立てと分解する時にわかりやすく、仕様がわかる人なら説明書なんて読まなくても良いくらいなんですよね。
だからパイプの掃除とかやりやすい。
次にろ材を入れる空間が広いこと。純正のろ材のみだと隙間が空いているので、ろ材を追加しやすい。
単純に考えて、ろ材を追加出来るという事は水を綺麗にする力が上がるという事。
水を綺麗に出来るという事は水の劣化スピードが遅くなるという事。
つまり手抜きをして飼育が出来るわけですね。はい、僕ばんざい。
その他にもシェアの高さからパーツが手に入りやすいとか、ろ過機の大きさが細かく設定されているので、自分の水槽サイズにぴったりの物を選べるという強味もあります。
逆に外掛け式でこれダメだなと思う商品は、まったく逆の物を想像すれば良いわけですが、一番ダメだなと思う商品は、モーターがろ過機内部に組み込まれている商品。
この商品のメリットって初心者からしたらまったくないんですよね。
僕(手抜きアクアリスト)からしたら理由はひとつで、呼び水が必要な事。
呼び水というのは、ろ過機の内部に水が入ってないとモーター空回りしちゃうので先に水入れといてくださいねーという物。
めんどくさいんですよ呼び水。セッティングの時に、わざわざ水入れるのなんて手間でしかない。
手濡れるし、水こぼして回りが水で濡れるし、これなんで買ったんだろ、と後悔しかないです。
僕はモーターが内部にあるだけで絶対に買いません。
まとめ
僕は新商品が大好きなので色々と試したいんですが、どういう根拠があんのかって商品も多かったりするよね。
どうやったらエアーストーンにバクテリアついてて、売り場で維持してるんだろう、とかね。
ちなみに、その他の上部や外部なんてのは静かな商品が多くて、うるさい物の方が少ないので、こちらも割愛します。
僕のブログで対象としてる人は、小型から中型水槽の、初心者から中級者向けなので導入してる人が少なそうという理由もあります。
水槽に彩りが欲しくて水草←バカ
僕は水槽に彩りが欲しいけど、手抜きしたい人はめちゃくちゃバカだと思っています。
だってめんどくさいじゃん。食われたらゴミ出るし、ちゃんと育成出来ないと苔むしてくるし、腐ってきて汚くなるし臭くなるし。
そういう人には造花を勧めます。造花の方がいいよ。半永久的に持つ(だろう)し、コケむしてもガシガシ洗えるし、なにより育成しなくていい。
最初から最後まで完成品の綺麗な状態で水槽を彩る事が出来ますから。
水草は生き物
大前提として、水草は生き物なんですよ。飾り物ではない。
何が言いたいかというと、ただの彩りとして何も考えなしで入れると失敗しますよねって事。
光も当ててあげないといけないし、場合によっては水草用に環境を換えないといけない。しょっぼいクリップライトで育つかどうかわかんないしね。
マツモなら良いけど。
生き物入ってる水槽にまた生き物を入れるわけだから、そんなに単純に考えてはいけないわけ。
水草をキープする為には、コケ取り用にエビとかの掃除用生体が必要だし、そうすると水槽の中の生き物は増えます。
水草育成用にライトを当て始めると、ガラス面のコケも当然今までより殖えるのでコケてきます。
赤い水草を育てようと思えば水の栄養も整えてあげないと、すぐ緑に変化していきます。
手間とコストがかかるよね。まったく手抜き出来ません。
そもそも自分が水草に向いてるかどうか
僕は正直に言って水草水槽の楽しみ方が、まだよくわかっていません。
魚飼った方が楽しいじゃん、餌あげれるしわかりやすく綺麗だし、何よりペット感出る。
水草水槽ってアクアリウムなんですけど、植物なので楽しみ方が変わってくるんですよね。
じんわりと成長させていって自分だけの箱庭を作り上げるって感じ。わかるかな。
自分だけの世界が作れるのが一番の良さです。
おすすめされる謎の草カボンバ
そしてだいたいこういう時におすすめされる水草はだいたい次の三種類
僕がさっき言ったマツモは非常に育成も早く、上部な種類なんですが、いかんせん入荷が不安定な為、手に入れれるかはタイミングにかかってます。
しかし、ここで一番問題なのはカボンバです。
カボンバは難しい。適当に飼っても適当に枯れます。
本来はこれが普通なんですけどね。
アナカリスもアヌビアスも適当にライトさえ当てておけば育つんですが、カボンバはゆっくりと密度がスカスカになっていきます。そして黄色く変色していき、最後はお陀仏。
あれがなんとなしに初心者用の水草として売られている事が多いんですが、あれは”ヒーターが入ってなくてもOKですよ”ってだけなんですよね。
だから水草としての難易度は低くないんです、っていうかバコパとかより難しいんじゃないかってのが僕の感想。
アナカリスより雰囲気出るから金魚とかメダカで買ってく人多いんだけど、金魚は食べるからゴミ凄い出るだろうね、あの葉っぱだと。
まとめ
やっぱり綺麗にしていこうと思うんなら、手間とコストをかけないと綺麗に出来ません。
水草が育つ環境=コケが育つ環境なので、光を当てればそれだけ水槽の中にコケが生える原因にもなるし、場合によっては逆に今まで汚くなる、なんて事もあります。
一番簡単なのは造花。カッチカチでいかにもって感じだけどね。
でも別に悪い事じゃないです、個人で楽しむ物ですから。
僕は嫌だけどね。
それでもどうしてもやりたい人は、どんどんコストをかけて下さい。
そうすれば手間が減ります。
オトシンクルスも定番種と呼ばれてる物以外だと綺麗な種類のオトシンクルスもいるし観賞価値も高いよね。
ベタ=強いという謎の風潮。ベタは初心者におすすめしません。
ベタの魅力って大きなヒレと派手な色合いが人気で、なおかつ小さい水槽で水だけ毎日換えればOK。
なんですが、これ毎日続いてるやついるのかな。
もっといえば1ヶ月続いてるやついるのかっていう。
僕は初心者の方にお手軽にベタからどうぞっていう勧め方はしません。
なぜならベタしか楽しめないから。
つまりアクアリウムとしての楽しみ方が出来ないんですよ。
小さいスペースで飼育できますよって、本当にアクアリウムやりたい人の事考えてんのかと思いますね。
ベタは普通
ベタは確かに強い。酸欠には。
以上、終了。強い点終わり。
水の汚れに強いわけでもないから水換え手抜き出来ないし、レイアウトで水草入れても掃除用のエビとかもつつくから、水草がコケだらけになって汚い水槽の出来上がりですよ。
おまけに、遊泳性も高くないからほとんど動かない。
つまり先ほども述べた通りに、ベタの楽しみ方ってベタを楽しむわけであってアクアリウム的な楽しみ方は出来ないんですよね。
だからアクアリウムやりたいんですよー、でベタを勧めてもお客さんは続かないわけ。
ベタを勧めてくる店員はアクアリウムやりたいって人の気持ちが全くわかってない。
お客さんがベタをやりたいんですよ、って聞いてきた場合は別ですけどね。
混泳が出来ないという楽しさの手詰まり
アクアリウムやりたい人の一番の動機って混泳だと思うんですよ。
ソースとしては、僕がショップにいた時に、しょっぱなから単独飼育しか出来ない生体飼う人は稀で、ほとんどが色んな魚種を泳がせてみたいって人達が多かった事から。
店のカラーによっても変わると思いますが、感覚的には、混泳9:単独1くらい。
やった事ないし、何もわからないからお手軽で初期投資も少ないベタでいいかってなるんですけど、初心者にとって混泳出来ない事って全く楽しめないんですよ。
初心者の人にどれだけ色が~とか体型が~とか大きさが~とか説明したってまったくわかりません。
だってもともとの色とか体型がわからないし。
その説明が効くのは熱帯魚の経験がある人だけですよね。その判断が出来る基準値があるから。
そんなことよりも、色んな種類を泳がせる事が出来ますよーって言った方が遥かにイメージがつきやすい。
雑誌でもわかるし、何より水族館という存在があるから。
これで失敗しても次は、あれ飼ってみよう、これも飼ってみたい、とイメージがわくわけです。
楽しいアクアリウムになるかどうかは、間違いなく混泳出来るかどうかがカギを握っています。
これをわかっていないから、とりあえずベタどうぞーなんてわけのわからん事を言い始めるんですね。いや絶対すぐ飽きるだろ。
むしろベタの魅力に取りつかれる人は少数
僕はベタを楽しめる人って、むしろ珍しい人達だと思っています。
売り場見てもらえばわかるんですけど、凄い玄人っぽい人か凄い初心者っぽい人かのどっちかだけでしょ。
ベタが観賞魚としては優秀であり、同時にベタでしか楽しめない尖った特徴を持つ熱帯魚である事を証明していますよね。
つまり、ほとんどの初心者から中級者アクアリストの人たちが、グッピーとかプラティとかテトラとかの層に分布していて、その熱帯魚の特徴は個体による差異が少ない物と混泳しやすい物を選んで飼育してるわけです。
エンゼルでさえも混泳しにくいと伝えたら嫌がられるしね。
結局ベタから入っても途中で路線変更してネオンテトラとかの混泳出来る種類に変わっていきます。それでいいんですよ。ベタって理解が難しい生き物だし。
というわけで、僕はベタから飼育してみるのは勧めません。
まとめ
ベタって初心者向けっぽい超マニア生体。
ペット的な楽しみ方をしたい人には、おすすめ出来るかもしんないけどね。
僕なら勧めませんが。
そういう人たちには、むしろ爬虫類の方があってるしね。やっぱり触れるかどうかって心理的な距離が全く違うので。
あなたのグッピーが死んでしまう理由。
グッピーが死んでしまう理由って、そんなにないんですよ。
よく増える分よく死ぬってイメージを持ってる方がいると思いますが、そのイメージ正解です。
ソースは僕が店で働いていた時にも同じ現象が起きていたこと。
では、グッピーはなぜ死ぬのか。
ミックスグッピーの場合、管理のされ方
グッピーには大きく分けてミックスグッピーと呼ばれる雑種のグッピーと、いわゆる国産グッピーと呼ばれる血統を持つ種類があります。
簡単な見分け方として高ければ国産、安ければミックス。
まずアクアリウムをはじめるきっかけになる生体って、多くの場合がグッピーなんですが、それくらいグッピーは人気が高いわけですね。
”熱帯魚=グッピー”と言っても過言ではないんですよ。
つまりグッピーの需要はかなり高い。
この事から、グッピーは大量生産をしないと供給が追い付かないわけです。
僕が発注してた時もミックスグッピーの欠品が多かった(特に夏場)。
そうするとグッピー1匹1匹の細かい状態なんてチェックしてられないわけ。
そうなると卸されたショップの腕にかかってくるわけですが、ぶっちゃけて言うと入荷時点で状態が崩れてるグッピーは持ち直せない。
断言しますよ。入荷した次の日の朝に5~6匹くらい死んでたら、その水槽のグッピーは大量死します。
どんだけ水を換えようがバクテリアを入れようが死にます。
ショップ、もっと言えば問屋の時点で状態を整えられていないため、家に持ち帰る頃にはクタクタのグッピーになってる可能性が高いんですよね。
入荷したてのミックスグッピーは色んな色が選べて楽しいんですけど、安全性を取るなら入荷して時間が経ってた方がねらい目。
こいつらは長生きする。まあ色は選べないし、だいたい変な色だけど。
ちなみに、モザイクグッピーとか品種が書いてあっても、安いやつはミックスグッピーの中からモザイクが出現してるだけだから、次の世代では全く別模様になる可能性があります。
グッピーは強くない
グッピーって強い熱帯魚だと思ってる人多いんですけど、現実としてそうでもない。
~テトラって名前のやつの方が強いですよ。マジで死なないから。
特に水の汚れに対しては敏感です。
多くのグッピーが水槽に入ってる場合は水の汚れを疑った方が良いですね。
気が付いたら殖えてるし。
水換えする時に手抜きして水の上辺だけ交換してませんか。
そんな事してたら間違いなく死ぬよね。
水を交換する時には下側から交換していきましょう。
絶対にやらなければならないのが、砂利の中の掃除。
水槽の中でグルグルかき混ぜるなんてアホみたいな事やらないで下さいね。
これを使います、砂利の中まで突っ込んでゴミとりします。楽です。しかも汚れもしっかりと取れる。使わない理由がわかんないですね。
何もしないよりは上辺だけでも水換えした方がいいですが、どうせやるんなら、効率よく、楽にしっかりと水換えした方が言いですよね。
水の出入りが多い。
これはグッピーだけではありませんが、初心者に多いです。
特に小型水槽で飼育してる人には気を付けてほしい。
よし、落ち着いてきた、次のグッピーを買ってこよう。
これを繰り返す事で失敗します。
確かにわかるんですよ、色んな生き物を飼育してみたい気持ち。
水合わせしてショップの水を水槽の中にいれて、1週間の水換えのタイミングでも水換えしてって、いつになったらその水槽の水は落ち着くんですかね。
水換えは必要なんですが、水の出入りが多いと水が落ち着かないので、グッピーが適応出来ません。
仮に30㎝の小型水槽だったら。15l程度です。
15lといえば、一般的な大きさのポリバケツと同じ程度の容量。
このわずか15lに綺麗な水と、家の水槽に入ってた水と、ショップの水槽の水のごちゃまぜ状態で入るわけですよ。
3種類の水の中でグッピーは生きていかないといけないわけです。
それが次々とやってきます。
そりゃ水が落ち着かない限りは、グッピーも落ち着くわけがないよね。
まとめ
前回書いた記事と重複する部分もあるんですが、これが真実です。
グッピーって綺麗なんだけど、意外とめんどくさいからね。
同じようなメダカ体型の熱帯魚ならオリジアスとか凄い好き。
旅行時のアクアリウムはどうすべきか。やってはいけない3つの事。
長期旅行に出かける事があると思いますが、そんな時にアクアリウムは強いんですよね。1週間くらいならへっちゃらです。
では旅行、帰省前にやる事といえば。
結論から述べます。
何もするな。
1週間くらいの旅行であれば、水槽内のダメージはほとんどありません。
半年くらいアクアリウム初めてる人は水槽の中が整っているので特に問題なしです。
しいていうなら水換えくらいですね。いつも通りの水換え。
ついこの間始めたって人は留守番フード入れといて下さい。
むしろ、やってはいけない事の方が多かったりするんですよね。
下手な事をすると逆に状態崩すので絶対にやめて下さい。
いつもよりも餌を多めに与えてしまう
大量に餌を与えた所で水が汚れるだけなんですよ。
食べ残しが出て水が傷む、食べ残しからカビが生える→病気になる、最悪ですね。
食べきったとしても糞が出るので、結局水が傷んでしまうわけ。
気持ちはよくわかりますが考えて下さい。
今日は時間取れないからって、昼ごはんを大量に食べても、夜にはお腹がすきますよね。
それと同じでたかが1回の食事の量を増やした所でどうにもならないんですよね。
こんな小細工をした所で全く意味がありません。
毎日餌を与えていて状態よく飼育が出来ていれば、1週間くらいは普通に耐えてくれますよ。安心してください。
逆に手抜きであげたりあげなかったりしてた人は体の状態をよく見てください。
体に厚みがあればOK、逆にぺらぺらであれば留守番フードを入れる事をおすすめします。
大量換水
しばらく水換え出来ないから、と大量に水換えするのも危険です。
水換えをする時に全ての水を換えない事は知ってると思いますが、いつも通りに半分水を抜いて更にもう半分水を抜く人がいます。
これも危険です。
いつもと違う水の変化が水槽内で起きてるわけですよ。
この変化が水槽内でバランスを崩すもとになる可能性があります。
例えばバクテリアが不足して水が濁ったり、魚にダメージが入ったり。
そしてこの変化が起きてる間、水槽内のチェックが出来ないという最悪な状況。
アクアリウムの世界では緩慢な変化は受け入れてくれますが、急激な変化は嫌います。
いつも通りの水換えを行っていれば問題ありません。
ろ過機の掃除も同じですが、特にろ過機はどれだけ汚れていても絶対に触ってはいけません。帰ってきてから掃除にしましょう。
謎の液体を入れる
水質調整剤等の薬漬けの水にする事もやめましょう。
バクテリアくらいは入れてもいいと思いますが、わけのわからん物を買ってわけのわからないまま水に投入する事も危険です。
先ほども書きましたが、水槽内の今までと違う事が起きるのにそれをチェックが出来ないのは危険です。
いくら良い状態になる”はず”とは言えど、あなたが飼育してる水槽では合わない可能性があります。
特に麦飯石、ゼオライト等は気を付けるべき。
まとめ
今回は長期旅行でやってはいけない事をまとめました。
やらないといけない事
・いつも通りの水換え
・いつも通りの餌やり
くらいです。
1週間以上の場合は完全に出来上がった水槽じゃないと厳しいですね。
誰かに面倒をみてもらうしかありません。