元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

アートアクアリウムに行って来ました。

東京に用事があったので7月6日から7日まで滞在していたんですが、

なんと偶然にもアートアクアリウムなるイベントと重なっていました。

 

※イベント情報

イベント会場  日本橋室町2−2−1 コレド室町1 4F
11時 OPEN

 

元ペットスタッフ店員としては見に行かなければ…!と意気込んで行ってみたので、今日は珍しく普通にアートアクアリムの感想を書きたいと思います。

 

ちなみに、今年で11年目らしいのですが初の参加です。

アートアクアリウムとは、プロダクトや空間デザイン・演出と水槽の中の生態系の融合です。
人の心を掴む技術の先には、地球が生み出した自然美の存在があります。
金魚は人の手で生み出されますが、自然の摂理の中にあることは間違いありません。

僕の作品と出会った人たちに、美しいものを守りたいという“小さな気付き”を感じてもらえたらと願っています。

アートアクアリウムアーティスト:木村 英智

 ※公式HPより

 と書いてありますが、簡単に書くと魚をアーティスティックに飼って展示しましたってことですね。

 

会場がある建物には、写真f:id:SuperDuperUltraMan:20170708022555j:image

みたいな飾りがしてあってわかりやすくてよかったです。

 

 

会場についたのが30分前くらいだったんですが、すでに行列が出来ていてこのイベントの人気の高さがうかがえます。

 

 

時間は多少押しましたが会場して中に入ってみると、小さな器に

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などが見られました。(ピンポンパールでかい)

 

さらに奥に進むと開けた場所に出るのですが、こちらは先ほどの場所とは打って変わってアートとしてのアクアリウムが全面に押し出されている印象を受けます。

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中には金魚だけではなく熱帯魚がいたり、海水魚がいたりと思っていたより魚種が多かったかなと思います。

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大きさも大きくて見ごたえはありましたし、アーティスティックな空間が好きな人や夏の催す物としては十分に楽しめるでしょう。

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証明の色が色々あるようで、数秒単位で変わってました。

ぼくの経験から魚を一番見たい人は楽しめない可能性大

ただ行ってみた感想としては、魚本来が持ってる色や形っていうことよりも、演出や効果などに重きが置かれていて本当に魚が好きな人はあんまり楽しめないんじゃないか

ということです。

 

魚の事を考えればアウトな展示の仕方です。

どうみてもキャパオーバーな匹数が入っているし、バクテリア不足で水が濁ってしまい臭いを放ってる場所もありました。

 

経験の浅いぼくでも気付くくらいなので、本当に魚が好きな人は他にもいっぱい気になる場所があったでしょう。

むしろちゃんとした飼い方を知ってる人は不愉快に思ってしまうのではないでしょうか。

 

そういう意味では、魚が本当に好きな人はアートアクアリウムに行くよりも、ペットショップに行く方が楽しめるかもしれません、(精神的な衛生面でも)

 

そもそもそういう人たちはこのイベントに対して良い感情を持っていないから、来ないんだろうけどね。

 

 

 

イベントとしては全然あり

その部分を抜きにすれば楽しいです。

ただ、アートアクアリウムの飼い方を真に受けて家で再現しようと思わない下さい。

絶対失敗します。

 

あれが実践できるのはプロの技だったり、環境が許すから出来ることです。

今回行ってみて家で飼ってみたいなって思った方は、まずお店の店員さんに聞いてみてお店の水槽を再現することが目標です。

 

あくまでアートアクアリウムアートアクアリウムという展示の仕方であって、魚の飼育の仕方ではない事を理解してください。

魚をインテリアではなく生き物として扱ってくれるなら、正しく飼ってあげてください。

 

やっぱり生き物の展示は難しい。

 

追伸

隣にいたマダムが、ヒトデを見て「ヒトデみたいだね」って言ってました。