僕は今回初めて24時間テレビをしっかりと見た気がします。
主な内容としては、募金やマラソン、障がい者の方が色んな事に挑戦していく姿を放送する、といった所。
twitterなどでよく批判されていますが、実際に募金してんだから良くない?
という意見をあまり見ない気がします。
なぜなのか。
僕も実際にそう思うし、何もしないよりかはギャラもらってる人がいたとしてもやる方が良いじゃんと。
有名人が呼びかけるからこそ、集まる金額がここまででかくなるわけで。
駅の前とかスーパーの入り口に立ってる中学生とか高校生に募金した事ありますか?もしくは見た事ありますか?
僕はその場所で募金してる人見たことがない。
でもそこにいるのがタレントだったら、ちょっと近くで顔見たいけど申し訳ないし募金しよう、ってなりますよね。
タレントを生で見たい、この場合はその気持ちが大きいと思います。
テレビの場合タレントはすでに信用がある程度あり、この人が呼びかけてるんだから募金しようって気持ちになりやすい。
だからギャラ払ってテレビにタレント使っても別に良いと思ってます。
ですが、どうも世間の声は違うようです。
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24時間テレビといえば、切っても切り離せないのが募金と障がい者の話。
毎回の番組テーマが”愛”だったり”絆”だったりと仲間や家族、つまり”和”を強く意識させる物が多いです。(キセキや、ありがとうなどもありました)
そう、日本人の大好きな”和”
これが視聴者が引っかかってる所なんだと気づきました。
24時間テレビが強く押し出している”和”には、本音と建て前が入れ乱れていて気持ちが悪いから嫌悪感を抱かれているじゃないか。
本来の僕らが想像している”和”は、みんなが仲良くしていてみんなの意見を尊重しましょう、という事じゃないでしょうか。
ちなみにWikipediaにはこう記述してあります。
和(わ)
まさに想像通りの”和”であるし、僕らが受けてきた学校教育の教え通りです。
では実際どうなのだろう
ここで番組の話に戻ります。
24時間テレビが強く押し出している”和”はどうか。
確かにみんなが仲良くしているし、応援したくなるような内容で放送している。
それだけじゃなく面白みのある企画もやっている。
ですがこの姿にギャラが払われていて、僕らが受けてきた教育の”和”という物から離れているから気持ち悪い。
言ってしまえばビジネスの香りがするから、嫌悪感を感じているんではないでしょうか。
もちろん出演しているタレントと障がい者の方との絆は本物なのかもしれません。
でも裏ではお金が動いてるんだというビジネス感。
この表裏のギャップが大きすぎる。
通常この手の活動ってボランティアだったり、ボランティアに時間が割けない人は寄付という形をとります。
誰に言われるでもなく、自らがボランティアや寄付をしたいという思いから行動します。
でも24時間テレビはテレビ番組というビジネスなので、やらなければならないんですね。
つまり自分の意志じゃねえじゃんていう事。他動的。
タレントが今までプライベートでも支援してきた、とか番組が実は裏でも障がい者の方をずっと支援しています、だったらみんなも納得するんじゃないでしょうか。
でも実際の番組は、自らが押し出している”和”を急にあつらえてくるんですよね。
この数か月って言われても、半年くらいで何を絆言うとんねんと。
まとめ
24時間テレビの嫌悪感の正体は、仲良くしましょうね(ビジネス)って事です。
ちなみに僕はビジネスでも寄付出来ればいいじゃん派です。
でもマラソンだけは応援出来ない。
本人の希望でってんならいいけど、あんなもん体壊すだけでしょ。