元アクアリウムショップスタッフが断言する。初心者だからこそシンプルの良さを分かれ。
僕がシンプルな水槽が好きっていうのがありますが、シンプルな水槽だからこそ良いものがあるわけです。
っていうか無駄な物入れるくらいなら、その分水量確保した方が良いんじゃねっていう。
水槽の中にいっぱいの生き物がいる水槽が悪いわけじゃないんだけど、見ていてやかましいよね。
インテリアとして飾るなら、空間を意識した水槽作りが必要です。
生き物の数が多いほど落ち着きがなくなる
水族館に行ってもらえばわかると思うんですが、落ち着いた雰囲気を感じる水槽って
1.大きい生き物がゆったりと泳いでいる。
2.水の量に対する生き物の数が少ない。
3.生き物がメインの水槽ではない。
の、どれかに当てはまります。
つまり、動的な物が多ければ多い程、水槽がにぎやかになってしまうという事。
ちょっとしたおしゃれ感という物が求められるのがインテリア水槽ですが、インテリアとしては主張が強すぎてしまうんですよね。
このような飼い方はインテリア<ペットになってしまいます。
個人的な意見で言えば水換えもめんどくさくなるので嫌。
裏側にコストをかけろ
水槽の中をよく見せる為には、ちょっとした所にお金をかけると変わります。
例えばろ過機。初心者セットによく付属されている水作エイトですが、インテリアとしては動的すぎます。
泡が常にせわしなく動いているので、水槽に落ち着きがありません。
これを外掛けろ過機にしたり、外部ろ過機という水槽の外からろ過をする物に切り替えると、水槽の中がだいぶ落ち着いて見えます。
これでろ過機の力もあがって水換えの頻度も下がり、水槽の中に落ち着きが出て一石二鳥。特しかないですね。
ある程度水草や熱帯魚にコストをかけた後は、裏側にコストをかけた方がインテリアとして美しくなっていくわけです。
裏側にコストをかけると管理もしやすくなる。この管理が行き届かないから、コケまみれになってインテリアとしてもペットとしても最悪な水槽になってしまうんですよね。
空間を生かせ
ぶっちゃけどれだけ逆立ちしても、雑誌に載ってるような水槽を作り上げる事は僕たち素人には出来ません。
だから別に同じような水槽なんて作らなくていいわけ。
ごちゃごちゃと色々いれてしまうよりも、石と木を少し入れてみましたくらいの方が綺麗になります。
コストもかけなくて済むし、メンテナンスもしやすくて最高。
これの何が悪いんですか。
インテリアとして水槽を導入する事において足し算で水槽の中を彩っていくのは難しいんですよ。水槽がどんどん主張をするようになるし、水槽が大型化していく原因のひとつ。
大型化してインテリアとして扱うのも良いんですけど、それは趣味の領域になってしまうからね。
趣味にするなら中型から大型をおススメしますけども。
だから引き算で必要最低限な物を導入して、必要な物にコストをかけるやり方の方が遥かに簡単なんですよ。玄関にちょい置きとか、デスクの上にちょい置きとかできるしね。
まとめ
趣味にする程ではないんだけど、水の入った水槽をおいてみたいなって人向け。
なんか飼いたいんだけど、まだ定まってない、それでいいじゃないですか。
そんな人におススメの記事も書いてるので、そちらも見てみてください。