知名度ないけど、海水魚より楽で手間がかからない超コスパいい生体アフリカンシクリッド。
海水魚よりも飼育人数が少ないと思われるアフリカンシクリッド。
海水魚が50人にひとりだとすれば、アフリカンシクリッドは200人にひとりくらい。
マジで飼ってる人いないんですよね。
オスカー飽きたって人とか色付きの熱帯魚が良いけど、よくあるグッピーとかプラティは嫌だって人に超おすすめです。
淡水で飼えるのに海水魚カラー
色が鮮やかでとても淡水魚とは思えないんですよ。
淡水魚によくある鱗が光る、とかって感覚じゃなくてマジで色付き。
黄色もいれば白も赤もいる。
何より淡水魚には少ない、青色の種類が多いんですよ。
グッピーとかベタとかラミレジくらいじゃないですか、ちゃんと青色なのって。
しかもグッピーの青色もなかなか見つからないしね。
ミックスグッピーで青色が入ってる時は、一番最初にいなくなってました。
淡水魚水槽で青色の熱帯魚が飼えるって凄く魅力的ですよね。
しかも丈夫だから初心者でも余裕で飼育が出来る。
値段もそこそこだしね。コスパ良いですよアフリカンシクリッド。
レアだったり大きくなかったりしなけりゃ3匹で1000円とか1500円とかそんなもんですよ。
ただし、アフリカンシクリッドはアフリカンシクリッド用の水槽が必要です。
アフリカンシクリッドは飼育環境が違う
通常日本の水道水は中性で、飼育をしていれば酸性に水質が変化していくのですが、アフリカンシクリッドは逆にアルカリ性にします。
生息地である、タンガニーカ湖、マラウイ湖という湖の水質がアルカリ性である事から、底砂を換えないといけません。
要するに、ちょっと違う色してる変な魚なので、特別な環境を用意してあげましょうってこと。
底砂に大人気の大磯だと飼育に向いてないんですよ。一番良いのはサンゴ砂。
淡水のくせに海水魚用の底砂を使ってやらないといけないんです。
これさえやって水槽を立ち上げれば、他は淡水魚と変わりなく飼育をする事が出来ます。
水換えとかも変わらないしね。
逆にいえば底砂を替えるだけで、この色を飼育出来るんで、塩使ったり塩だれが起きないので、手間なくて良いんですけど。
その代わりに水質がアルカリ性になってしまう事から、導入出来る水草はかなり限定的になります。
アヌビアスナナでさえ成長が止まるレベル。
というわけで、レイアウトは岩組がメインになりますね。ちょっと残念ですが、魚が色とりどりなので、生き物をメインで飼いたい人には超おすすめです。
レイアウトめんどくさいけど、殺風景だとなんとなくブログに乗せれないって人とか超良いよね。だって水草入れられないんだもん。
扱ってる店が少数
アフリカンシクリッド扱ってる店って結構マニアックだなと思います。
売れないし、知名度ないし、淡水魚より色あるけど、海水魚よりは色薄いからだったら海水魚にしよ、みたいな。
あと混泳出来る種類が限られてしまうのがネック。
ほとんどの熱帯魚が弱酸性から中性だし、シクリッドだから気が強くてそもそも混泳に向かない。
だからこそ普通の熱帯魚なんか見飽きた玄人とか超気にいるはず。
時々いるじゃないですか、どこでもいるような熱帯魚はいらんって人。
ぜひともアフリカンシクリッドどうぞって感じ。
まとめ
海水魚はめんどくさいんだけど、ああいう色の魚を飼いたいって人には良いじゃないでしょうか。
ニッチだけど、ニッチだからこそ熱狂的なファンもいるわけで。
僕も水槽に余裕が出来れば飼育をしてみたいですね。