元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

フグとかいう壮大な見た目とのギャップを持つ生体

ショップで大人気のフグ、特に初心者の人は魅力的に感じる人は多いですね。

 丸いフォルムが可愛いし、泳ぎ方もブーンって感じでヒレを泳がすし、愛嬌が凄い。

 

初心者からも人気なんですが、フグ好きな人は別な所が受けてる。

特に中型から大型のフグの持つ特徴は面白いです。

 

 目が非常に良い

フグは特に視力が良いんですよ。明らかに飼い主の顔を見てますし、餌を凝視しています。

 

飼い主の顔を覚えてくれる事から、アクアリウムの中でもペットを飼ってる感覚に最も近い感覚を持てる。

これはフグしかない魅力です。可愛い。

僕たち飼い主の顔を見ると寄ってきますし、ちゃんと餌がないとパクパクしません。

 

最も小型のフグであるアベニーパファでさえ目で餌を追ってますからね。他のフグよりも、おつむは弱いんだけど。

 

しかもフグの機嫌って色でわかるんですよ。

とても人間らしくて、機嫌が悪い時とか寝起きは色が悪くなります。逆に機嫌がいい時は発色が良くなる。

 

これもペット向きと言われる特徴なんですよね。感情がわかる事って結構大事で、超親近感湧くじゃないですか。

 

小型魚だとどうしてもペットを飼ってる感覚にはなりにくいんですよ。どっちかというと美術品って感じ。なぜかというと無機質な感じがするから。

ロボットの犬をペットだと思えない事と同じ感じ。わかるかな。

 

その点でいうとフグは顔を見たら寄ってくるし、今日は機嫌悪いんだな、とか餌食べて機嫌良いなとか、感情を感じれるので愛着を持つ事が出来ます。

っていうか勝手に湧いてくる。

 

食事の時とのギャップが楽しい

フグにハマる人はこっちの魅力にはまってるかもしれない。

まん丸で可愛い顔してるんですが、フグは9.9割肉食です。

つまり、メダカとか金魚などが餌になるということ。

 

ぼーっと泳いでいるんですが、餌を確認するとむしゃむしゃ食べます。

そして間違いなく美味しい所から食べます。お腹の柔らかいあたりとかね。

 

見た目からのギャップで引く人もいるんですけど、実際に見てると必死に追いかけて食べていて、子供みたいな感じにも思えてきます。

これが結構可愛くて、僕はフグの餌の時間が楽しみでしたね。

 

下手くそな個体もいるんですが、下手くそな個体ほど面白いんですよ。

観察していても面白いし、ペットとしても面白い。

 

まとめ

やんちゃな子供を飼ってるかのような気分にさせてくれるフグですが、混泳は不可能な個体の方が多いです。

肉食だし当たり前なんだけど。

綺麗に飼おうと思うなら単独飼育をおすすめ。