1年前くらいに発売されたテトラファンチップスという商品ですが、アクアリウム界では密かに話題になっているようです。
ちなみに1つの餌で表面が動物性、裏面が植物性の栄養分と分かれています。
使ってみた僕の感想としては、2回くらいでもういいかなって感じなんですけど、実際のメリットデメリットを書きます。
観察が好きな人は楽しい
この商品は水槽のガラス面に張り付ける事が出来るのですが、正面手前側に張り付けると熱帯魚の口元がよく見えるので、観察していて楽しいんですね。
熱帯魚って正面で餌食べる所を見るってあんまりないじゃないですか。
だいたい横側だし、正面で食べたとしてもずっと正面を見てくれるわけでもないし。
餌をつつきにきて、そのまま餌を飲み込む所が見えるので、熱帯魚が好きな人はしばらく見ていられる。
嗜好性が高い
特にグラミィとエンゼルの反応が凄い良くて、気持ちが悪い程群がっていました。
水槽に投入してからなくなるまで、テトラファンチップスを張った場所にずっといるんですよ。
間違いなくよく食べていました。
餌自体は時間がたてば柔らかくなるので、投入してしばらくすると小型魚でも食べれるようになります。
メリットに関してはこの程度。
水槽内に入れる時のデメリットの方が僕はダメでした。
量が調節出来ない
ドーナツみたいな形なんですが、これ割ってしまうとガラス面に張り付ける事が出来ない。
つまり、あげる量を調節する事が出来ないんですよ。
必然と残り餌が出てしまうんですよね。
しかも、割ってしまうとこの商品の魅力がなくなって、普通の固形の餌になります。
水槽内に数が入っている水槽だと良いんですが、グッピー数匹しか買ってない水槽だったらあげれません。
これはマジで張り付ける方法を改善しないと問題です。
水が超汚れる
これが一番感じたデメリット
嗜好性が高い事への理由にもなるんですけど、とにかく水が汚れる。
魚が食べきる頃には水槽の中がぼんやりと曇ります。
そして1週間後の掃除のタイミングでは砂利の中から物凄い量のゴミが出てきます。
生体の数が多い水槽だったら1週間経つ前に水換えしないといけなさそうですね。
店でも土曜日と日曜日餌あげたら火曜日くらいには水換えしてました。
楽しいのはわかるんですけど、後片付けがめんどくさすぎて絶対やらないよねって感じ。
水草水槽しかないけど、テトラファンチップス試しても良いですかってお客さんに聞かれたら止めますね。そのくらいのレベル。
まとめ
僕から言わせたら、めんどくさいから買わないって商品です。
商品の性質上汚れるのはわかるんだけども、それにしてもって感じ。