元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

その水換えのやり方間違ってますよ。

僕は手抜きで飼育したいからこそとにかく水換えをおすすめしてるアクアリストなんですが、水換えちゃんとやってますか。

 

水換えが全てです。魚を飼育するなら水を飼育しろって言いたい。

水が悪ければ魚が調子を崩して当たり前なんですよ。

僕らも汚れた空気で1週間過ごしたくないでしょ。同じ。

 

汚れは下から溜まっていくイメージを持つと良いんですが、せっかくプロホースを使ってるのに、沈殿してるゴミを水中にまき散らす人が結構いるんですね。

 

水換えは毒を抜く機会であると同時に毒をまき散らす可能性がある瞬間でもあります。

 

 水換えは必ず砂利の中から行うこと

水換えをするときには、必ず砂利の中から換えてください。

表面だけ換えても肝心な汚れの部分は取れないんですよ。

 

いくら新鮮な水を入れたって、砂利の中にたまってるゴミが抜けないと本質的な意味で水換えにはなりません。

 

だから僕は前からプロホースを推してるわけですね。

砂利の中にホース部分を突っ込んで、砂利の中から水と汚れを吸い取る。

 

底に溜まってるゴミが魚たちに悪い影響を与えるので、やるのとやらないのでは大きく違います。特に魚をメインで飼育してる水槽。

2週間くらいサボってると凄い量のゴミが上がってきますよ。気持ちいい。

 

ただプロホースの弱点は水を吸い上げるのがめんどくさいこと。

どうにか改善しないかな、あれ。

 

必ずレイアウトの下とろ過機の下はゴミ抜きしてください。

アクアリウムをやってる人であればわかるんですが、石の下などのレイアウトの近く、ろ過機の吸い込み口の下は本当に汚れが溜まる。

 

レイアウトを崩したくない気持ちはわかるんですけど、そこの付近をやらないと後々にもっとめんどくさい事になりますよ。

 

砂利を吸い込んだ後が肝心

砂利の中のゴミを抜いた後にバラバラって適当に置く人が多すぎる。

そこで油断するからダメなんですよ。

 

水換終わった後になんとなくゴミが舞ってる気がするのも、そのせいです。

ちなみにゴミが舞ってる気がするわけではなくて、ゴミは舞ってます。

 

砂利を吸い込んで持ち上げた後に、ゆっくり砂利を降ろさないとダメです

せっかく水換えをしてるのに、自ら病原菌をまき散らしてますよ。

 

アクアリウムを始めたばっかりの人は注意してください。

ゴミ抜きは砂利を降ろすまで油断するな。

 

病気が発生してた水槽、もしくは水換えをサボっていた水槽ならなおさらです。

あと謎の死が続く水槽もね。

 

同様の理由で水を入れる時も同じです。

ゆっくり注水していかないと、勢いよく入れると砂利の中のゴミが水中を舞う。

 

そして水質の変化が大きすぎて危険です。

ちなみに注水の時は大体で良いので、水温を同じくらいに合わせてね。

 

まとめ

水換えさえやっとけば一生病気知らずで飼育出来るんじゃねって思ってます。

そのくらい水換えは大切。

 

魚の調子が悪くなるのは大体水換えしていないからだし、状態が悪くなってから水換えをするから、手遅れなんですよ。

そして、何よりその水換えがトドメになってる事も多い。

 

面倒な事になる前に、対策を打っておいた方が吉です。