元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

メダカの醍醐味、産卵がうまくいく方法

絶賛メダカのシーズン中で、ボコボコと殖えていて楽しんでる人、ラッキーです。

メダカが殖えないと悩んでいる人の方が多数派じゃないでしょうか。

 

屋内飼育の人と屋外飼育の人とメダカの楽しみ方はありますが、よく殖えるのは屋外飼育。

 

冬を経験させたメダカはよく産んでくれます。

気温差ってそれくらい大事なんですね。

 

それを踏まえて殖やす方法を今回は記述。

 

 産卵用の餌を使って肥やす

産ませるためには母体が大事。

いくら環境が良くっても母体がガリガリに痩せていたら殖えるわけがないんですよ。

餌を通常の物から産卵用の高たんぱくな物に替えるのも有効的な方法。

 

ただし例のごとくあげすぎには注意。

しかも産卵用の餌って結構汚れます。

 

もうひとつあげるポイントとしては量を少なく回数を多めにすること。

一度で食べきれる量は限られているので、回数を増やして肥やしてあげるわけです。

 

オスよりもメスが多いこと、水草を多めに入れること

こちらはグッピーの記事でも書きましたが、オスよりもメスの割合が多い方が遥かに殖えやすい。

オスの方が観賞価値は高いんですが、殖やすならメスを多めに飼育することがコツ。

 

それと合わせて水草を多めに入れると稚魚の生存率が高まります。

どんだけ卵から孵ったところで親が食べてたらなんの意味もないでしょ。

 

ちなみに僕はグッピーと同じく卵をあえて分ける必要はないと思っていて、新しい水槽に分ける方がリスクがあると思っている派です。

 

稚魚の育成用に出来上がった環境があるなら別ですが、新規で水を作って卵だけ分けても、食う物もないし水は新しいしで生き残れるとは思えませんね。

 

殖えてるけどダメなパターン

上で例をあげましたが、卵も産んでいるし殖えているけど、さまざまな原因で生き残っていないパターンもあります。

これ一番悲しいやつね。

 

卵を産んだ事に油断して稚魚の生存率が下がってしまうと結局意味ないんですよ、あほ。

 

考えられる原因としては、

・餌が少なすぎる

・親に食べられている

・水換えのやりすぎ

水流の強すぎ

 

特に一番最後の水流の強すぎる事に関しては、スリムタイプの水槽で壁掛けろ過機の人は要注意。

 

水流が強すぎるとやられます。人の目から見て流れが弱くても稚魚から見れば滝。ろ過機のつまみをひねるだけで出来る対策です。たったこれだけですよ。

 

まとめ

これからメダカを飼育してもギリギリ間に合うと思います。

後はどれだけ水を整える事が出来るかどうかがカギ。

餌と水換えだけはしっかり行いましょう。