金魚鉢で飼えない金魚
結論から言えば、ほぼ全ての金魚が飼育出来ないです。
正確に言えば金魚鉢での飼育はかなり手間がかかるので、無謀な挑戦と言えます。
メダカは全然アリだけどね。
僕はいつも金魚は体が大きいので水を汚すと言っていますが、それと合わせて金魚鉢は水の量も少ない。
つまり、長生きさせるのは難しいと思ってます。
じゃあろ過器を導入したらいいじゃん、って近くのホームセンターで買ってから後悔しますよ。
金魚鉢と水槽の違い
じゃあ大きい金魚鉢なら良いんですか、となりますが僕はハッキリ言っておすすめしません。
同じ水の量が入るとしても絶対に水槽をおすすめしますね。
金魚鉢のあの形が超不便。見た目は結構人気あるんだけどね。
コケの掃除がしやすいくらいしかメリットないかな。
まず商品として出てる物のほとんどが水槽(四角)にしか適応してません。
四角い水槽よりも丸い金魚鉢の方が、可愛くておしゃれな感じがするのはわかるんですけど、四角い水槽の方が圧倒的に便利です。
壁掛けのろ過機でさえもつけることが出来ない。
そうなると選択肢として、投げ込み式=ぶくぶくしか使えないわけですが、これ絶対やばいんですよ。
めちゃめちゃ大きい場合を除いて、ほぼ間違いなく金魚鉢の中が激流になります。
見た目で言えば間欠泉に近い状態。
このように、ぐるぐる水流が回るわけです。
こんなに流れの強いところでの飼育は全く向いてないんですね、弱って終わり。
縁日ですくってきた金魚を、とりあえず金魚鉢を購入して次の日には金魚亡くなって金魚鉢だけ残るパターン。悲しい。
金魚鉢での飼育って、かなり手間がいるんですよ。
ほぼ毎日の水換え必要だし、水臭くなるしにごるし。
活性炭もカキガラもほぼ無意味
ろ過機を使わない場合は見た目が悪くなりますが、活性炭とカキガラも選択肢として出てきます。
が、結局水の流れがない所に置いたってほとんど意味ないよねっていう。
水が通過しないのにどうやって汚れを取るんですか。
カキガラにいたっては、水質が徐々にアルカリ質に変わっていってしまうため、金魚にとっても良くない。
水の量が少ないことからも、カキガラを入れて手抜きをしていたらあっという間に水質変わっちゃいますね。
メダカなら割と早い段階で弱ります。
フタが出来ない
当然金魚鉢にフタなんて物は作らない限りないので、フタが出来ないわけです。
縁日でよくいる長い体をした金魚は飛び出し事故が多い。
びっくりして水槽の外に飛び出るやつです。
”フナ尾”と 呼ばれる泳ぎの得意な金魚は、勢いあまって飛び出すことが多いんですよ。
金魚鉢が狭いとなおさら飛び出しの可能性が増える。
人がいる時に飛び出せばまだいいですが、昼間に飛び出したらまず間違いなくアウト。
帰ってきてカピカピになった金魚が待ってるでしょう。
まとめ
金魚鉢で金魚を飼育することは難しいというのが僕の結論。
ワンシーズンだけの飼育をするとかならアリかな。
風流よりも飼育を取るなら間違いなく水槽です。
僕なら金魚鉢で金魚は飼育をしない。