失敗してしまう砂利選び。砂利で今後のアクアライフが変わります。おすすめも合わせて５選。

アクアリウムにおいて砂利は大事ですよ、

という事を以前お話したのですが、

砂利って見た目で適当に選んでしまいますよね。

僕は迷ったら地味な砂利を選ぶようにおススメしていて、

絶対に白い砂利を選ぶな、と言っています。

特に性格的に細かい所が気になる人はやめた方が良い。

目の細かさに関しては好き好きが分かれるところですが、

極端に小さい粒のものと極端に大きいものさえ選ばなければ問題ないです。

それと以前から言ってるように、ガラスの破片みたいな砂利はやめた方がいい。

上の3つさえ守ればとりあえず失敗した、という事はなくなりますよ。

白い砂利を選んではいけない理由

白い砂利は見た目のインパクトやイメージがつきやすい事から、

熱帯魚、金魚初心者の方によく売れていきます。

でもコイツが飼育者を悩ませる種なんですよ。

すごい勢いで汚れます。

水は整ってきているのに砂利のせいで台無し。

緑なのか茶色なのかなんなのか。得体の知れない変な色になってきます。

最初は良いんですよ。

金魚すくいも終わってシーズン的に落ち着いてくる、

秋ごろからが砂利の汚れが際立ってくる。

そしてこの汚れは非常に頑固。まず落ちない。

かき混ぜても、たわしでこすっても落ちない。

そもそも一粒一粒を磨く人なんていないだろうけど。

そして汚れが落ちないうえに、金魚の色が褪せてきます。

真っ赤な金魚がいつの間にかオレンジに、そして真っ白へ。

金魚に関わらず魚全般に言える事ですが、砂利や背景の色が明るすぎると魚の色が飛びます。

色を出すのが楽しめるポイントでもあるのに、砂利選びに失敗してしまうと、

楽しみがひとつ消えてしまうわけですよ。最悪。

買った時がピークでした、って悲しすぎますよね。

逆に言えば、繁殖に挑戦したくて、みたいな人には良いです。

それでも汚くなってめんどくさいからやめた方が良いよ、とは言うけど。僕はね。

目はほどほどに

目が細かすぎるもの、逆に粗すぎるものも、掃除がめんどくさくておすすめしません。

砂利のゴミ抜きをする時がめんどくさいんですよ。本当に。

目が細かい砂にありがちですが、水よりも比重軽いと水換えに時間がかかります。

プロホース等で砂利を吸った時に、下に落ちるまでの速度が遅いんですよ。

吸ったら下に落として吸ったら下に落として、

っていうルーティンに時間がかかるので疲れます。

油断するとバケツに砂利吸い込むしね。

目の粗い物の場合はほぼ問題ないですが粒のサイズが大きいと、

ゴミ抜きするときに水槽内にゴミが舞ってしまって、魚が状態を崩す事があります。

これもめんどくさい。

１番良いのは、粒の大きさほどほどの地味な砂利を使うことです。

結果的に普通の砂利。

僕がおススメする５種類の砂利

大磯砂

大定番。この砂利が置いてないショップはもぐり。そのくらいの砂利です。

定番すぎて嫌だっていう変わり者でも、この砂利を使います。

そのくらい何にでも合うし、水質にいたずらしません。

グッピーからプレコ、金魚とかメダカどれに合わせてもOK。

僕も家の水槽のひとつにこれを使っています。

ファントムブラック

渋くてかっこいい水槽に良い、金魚とか定番の熱帯魚にも合います。

砂利の中にラメっぽいものが入ってるのも特徴でコリドラスとか際立って良いです。

青色の熱帯魚がベストマッチ。

 ガーネットサンド

高い、使いやすい、綺麗。

目が細かいのに超使いやすい。水換えもぱっぱと終わります。

そして色が派手すぎないワインレッドなので、個性も出しつつも高級感も出る。

いかにも、みたいなわざとらしさがないので良いんですよ。

個人的には、この砂利と少なめの水草と石でレイアウトを組んでみたいですね。

中型サイズの熱帯魚がベストマッチです。

田砂

ちまたでもっぱら良いと噂の田砂。

図鑑の最初のページにも乗ってるくらいには良い砂です。

こちらも目が細かいのに使いやすく色も派手すぎないので、

コリドラスに使ってみたいところ。

石組みのレイアウトで使ってみたいですね。

メダカの焼玉土 

最後に少し変わり種。

ソイルと砂利の中間くらいの物。

性能も中間くらい、といった所で本当にメダカを少量飼育してみたい人に良いですね。

水草とメダカをやりたい人向け。

まとめ 

白い砂は汚くなるし、目の選択を間違えるとめんどうな事になります。

無難から初めてみると上手くいきますね。

無難にはしっかりと理由があります。