初心者セットによく同梱されている投げ込み式フィルター(ぶくぶく)が、
水作エイトかろ過ボーイかのどちらかです。
ホームセンターのロゴが入ってる物にろ過ボーイが多いかな。
先に言っておきますが、
アクアリウム歴長い人ほど迷わず水作エイトを買います。十中八九ね。
そして初心者も迷わず水作エイトを選択した方がいい。
とりあえずの投げ込み式でも、
どうせなら性能が良くて面倒じゃない方が良くないですか。
値段あんまり変わんないし。
なぜ僕が水作エイトの方が良いとおススメ出来るのか、
水作エイトの方が使いやすいのか説明します。
水作エイトをおススメする3つの理由
表面積が広い
単純に真四角な物よりも、ジグザグにまいてある方が表面性が広く取れますよね。
表面積が広いおかげで、バクテリアの発生する部分が大きくなるわけです。
つまり、ろ過能力が高い。
ろ過能力が高いと水を綺麗にしやすい、魚に良い環境を提供しやすいです。
少ししか変わりませんが、ろ過能力は少しでも高い方がいいですからね。
特にぶくぶくメインでろ過するなら、少しでも水を綺麗にしたいところ。
ちょっとアクアリウムっぽい説明ですね。
ろ材を繰り返し使える=ろ材の寿命が長い
ろ過ボーイと比べて、ろ材のコスパ抜群です。
中に入っているろ材(綿)部分は汚れてきていても形が保てるため、
非常に長い間使えます。
極端な事をいえば、目詰まりさえしなければずっと使えますね。
ろ過ボーイの場合は長い時間使ってると、ろ材が形を保てない。
ボロボロに崩れてきちゃいます。
ろ材の質の違いもあると思いますが、
大きな違いのひとつに水作エイトの方は、
プラスチックの骨組みの上にろ材が巻いてあるんですよ。
この骨組みが支えているおかげで、長い間形が保てるわけですね。
水槽の中で使用してる間は問題ないですが、掃除の時に引き上げた時に全然違います。
また水槽に入れて使えるか不安になるくらいですからね。
これが結構ポイントで、次に出てくる話にも繋がります。
カスタマイズの幅が広い
ろ材の中に両者とも活性炭を入れる事が出来るようになっているのですが、
水作エイトの方が圧倒的に使いやすくて便利なんですよ。
水作エイトの場合は綿と活性炭を別にセットする事が出来るため、
今回は活性炭なしで、水質調整の方にしてみようかな、とか
汚れが気になるし活性炭を使ってみようかな、とか出来るんですね。
必要なかったら抜いても良い。
ろ過ボーイの場合は、綿の中に活性炭が入ってるんですよ。
めっちゃ使いにくいし、洗いにくい。
イメージとしてこんな感じ。
活性炭は早い段階で”活性炭としての役割”を終えてしまうので、
頻繁に交換してこそ効果を発揮するものじゃないですか。
ですが、この作りだと活性炭の交換を行う為にせっかく繁殖したバクテリアごと捨てないといけないんですよ。
非常にネック。
水作エイトの方は完全に別々セットな事から、
綿の方のろ材はそのまま据え置いて使う事が出来るわけですよね。
めっちゃ大きい違い。
僕は生物ろ過が重要だと思っているので、この点で水作エイトに軍配をあげますね。
ろ材が形を保てないのも相まって、交換作業がめんどくさいのも嫌。
というわけで、水作エイトの方が使いやすい上にカスタマイズしやすく、
コスパも良いおススメフィルターというわけです。
もうひとつ付け加えるとするなら
絶対にどこにいっても扱っているというのも大きいですね。
色んな商品が出回っていますが、
入手がしにくいものや近場で手に入れる事が出来ないものは、
初心者向きではないと思っています。流通大事。
スタッフに購入相談出来ないしね。
まとめ
そもそも、僕は壁掛け式フィルターが入ってる物をおすすめしますけどね。
交換と買い替えの手間が少なくて済むし、ろ過能力もばっちり。
でも壁掛けになると、値段も上がるので”アクアリウムを始める”って人しか買わないじゃないですか。
例えば、メダカもらいましたよって人とか、金魚すくってきましたよ、とか小さい出会いから始まるアクアリウムがなくなっちゃうんですよ。
そういう意味でも値段を抑えたセットは絶対に必要だと思います。
その中でどっちが良いですか、と聞かれたときに僕は絶対に水作エイトが入ってる方が良いですよ、とおススメします。