元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

20センチ水槽で擬似的に錦鯉楽しめます。

僕は立派に育った鯉って凄くいいなぁって思うんですよ。

よく食べてよく成長する、大人しくて他の個体にちょっかい出さないのに、鯉自身は打たれ強い。

おまけに丈夫。

 

一時期はアロワナとの混泳も流行ったくらいなもんです。

 

ただ鯉は大きくなるので、一般家庭での飼育は難しいのが正直なところ。

ちゃんと育てようと思ったら90センチ水槽以上は確保したいですよね。

 

ぶっちゃけ一人暮らしには無理じゃないですか。

ベッドと水槽しかない部屋になりますよ。真のアクアリストでもやらんわ。

 

ですが今、鯉ベタと呼ばれている新たな品種が登場したんですよ。

コイツ、とにかく綺麗で個性的で、ぜひおすすめしたい。

 

以前僕は記事でベタは初心者におすすめしませんと書きました。

性格的な部分に違いはないので、複数飼育目標の人におススメ出来ない事に変わりないです。

しかし模様はめちゃめちゃ綺麗なので、単独飼育でも絶対楽しめます。

 

 

鯉ベタとは

ベタといえばハーフムーンとかクラウンテールを想像する人が多いと思うんですけど、

鯉ベタはプラカットと呼ばれるシンプルな体型に、鯉のような色が載っています。

 

この鯉みたいな色がめちゃめちゃ存在感があって個性的なんですよ。

まさに鯉ベタの名の通りにマーブルカラーが1番の特徴。

白や赤、青色や黒が入ってる個体もいて、個体ずつの違いが物凄くでかい。

 

自分だけの個体に違いないので愛着も絶対湧きますよ。可愛くて美しい。

これだけ違いがあるので、こだわりたい人は店で1回見てから買うことをおすすめしますね。

 

和風レイアウトにぴったり

間違いなく和風レイアウトに合いますね。テラリウムとも抜群。

 

ここまで美しく和を感じられる種類なので、

おススメ自然を切り取ったような水槽よりも空間を活かした水槽の方が合います。僕好み。

 

日本庭園風の水槽や、水を浅く張った水槽にモスとかやってみても良さそうですよね。

僕がやろうかな。

 

水草いっぱい入れてレイアウトを組みましょう!という組み方をしないので、

初期コストさえ許せば初心者さんでもイメージした通りにレイアウト出来て良いんじゃないでしょうか。

 

ベタなのにメスが良い

ベタのメスってすごい地味じゃないですか。

ノーマルとか真っ黒だし、オスとの混泳も一時的だし。

 

しかし鯉ベタに関してはメスでも良い。

むしろ人によってはメスの方が良い。

 

ベタのオスって基本的には単独飼育必須じゃないですか。

少なくともオス同士の混泳は不可能。

 

ですがメスであればオスほどの激しい喧嘩を行わないので、混泳が出来る場合もあるんですね。

レイアウトはしっかり組まないとだけど。

 

これを踏まえて、鯉ベタのメスって色彩鮮やかなんですよ。

オスと大きく変わらない凄い魅力があります。

 

つまり、こんな鮮やかで綺麗な生体を混泳させることが出来る。

マジで良いわ鯉ベタ。

 

まとめ

というわけで、場合によっては混泳すら出来てしまう鯉ベタ。

他のベタより難しいってこともないのでちょっと違うアクアリウムをやりたい人、

ベタやりたいけど、混泳がなーなんて人にもおススメ。

 

出た当初は値段も高くて初心者敬遠のシロモノでしたが、

今は値段も落ち着いてきているので初心者の方でもチャレンジ出来るようになっています。

 

ちなみにプラカットは1番ワイルド(野生)に近い体型で、

元々ベタ好きな人とかアクアリストに好かれる体型です。

多分トラディショナルよりも人気ないんじゃないかな。

 

そんな地味な体型でも色彩が全てをカバーしてくれます。