元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

水合わせめっちゃ大事。手抜きしてる人損してます。

自粛期間中一番楽しめたかもしれないアクアリストのみなさんこんにちは。

どうも、たっくんです。

 

アクアリウムって自粛だろうが関係なく楽しめるのが強味ですね。

大がかりな工事出来るしリセット出来るし、時間があればあったで楽しめる。

僕は生体追加くらいだけどね。

 

やっぱり水合わせって凄い大事だなと思いました。

いや当たり前なんだけど。

 

水合わせをするかしないか、これだけでその後の生体の調子が全然違います。

アクアリウム始めたての人とかめんどくさい、

って手抜きしてる人多いんですけど、マジでアホですよ。

損しかしてないです。

 

 水合わせとは

そもそも水合わせの話なんですけど、

家にある水槽に新しく生体を追加するときには必ず行う作業です。

 

家の水槽の水と、ショップの水って見た目は同じでも実際は全然違うので、

そのまま家の水槽に直に導入してしまうと魚がショックで弱ってしまうことがあるんですね。

そこでそのショックを和らげるために行う作業です。

 

方法としてはショップの水と家の水槽の水をゆっくり混ぜ合わせることによって、

徐々に生体に慣れさせて、最終的に水槽に合流させます。

 

方法

点滴

この方法は多くのショップ、

アクアリストにもっとも多く取り入れられています。

 

水作エイトなどにもついているシリコンチューブを使って水合わせをする方法です。

口を縛っても良いですし、

こういう分岐を使っても良いですね

 

ぽたぽたと水が垂れるくらいにして、

15分から20分くらいでもともと入っていた水の倍くらいの量を混ざ合わせます。

この方法が一番安全で確実な方法です

 

やっぱりショップが導入してる方法なだけあって生体への影響も少ないです。

 

エビ、海水魚は特にこの方法がおすすめ。

この前買ってきたヌマエビもういなくなってるんだけど、

って人水合わせだけでめっちゃ変わりますよ。

 

コップを使った方法

お店から買ってきた生体をプラケースやバケツなどに入れて、

コップなどで何回かに小分けして水を混ぜ合わせる方法。

 

この方法もまあまあいいかな。

時間は基本的には同じ。

 

一度に混ぜ合わせる水が多いので点滴には劣りますが、

手間が少ないのがメリット。

 

アクアリストならバケツくらいは持ってるだろうしね。

 

袋に穴をあける方法

おすすめはしません。

が、水合わせの方法として最も簡単で手間の少ない水合わせ方法。

 

生体買うときには必ず酸素を入れた袋に入れてくれますが、

その袋にはさみなどで切り込みを入れて水槽の上に浮かべておく、

という方法。

 

ぶっちゃけ穴の開いた袋を浮かべてるだけなので、水が全然混ざらないです。

全く混ざらないことはないけど、

水合わせが出来るくらい混ざるかと言われればNO

 

しかもこの方法、エビとかコリドラスでやっちゃうと普通に水槽の中泳いじゃうんだよね。

直に水槽に突っ込んでるのとなんも変わらないっていう。

こうなるといよいよ無意味だからね、やる意味ないです。

 

しかもエビは水質に敏感な個体が多いので、

気が付いたら結構死んでますね。

 

この方法で水合わせしても良いのは丈夫な個体。

ザリガニとかネオンテトラとか定番でよく見るカラシン系は、

調子崩しても案外長生きしてくれますね。

 

もちろんおすすめは点滴。

 

まとめ

なんで今更水合わせの話なのかっていうと、

僕が一番違いを実感したからです。

 

僕自身めんどくさいときとか袋に穴開けて水合わせの話してたんですね。

やっぱりこの方法で水合わせした生体、なんとなく調子悪いし海水魚とかだと全然もたないですね。

一週間くらいで死んじゃいます。

 

ですが丁寧に水合わせしてあげると、

2日から3日くらいで調子よさそうに泳いでくれます。

エビも全然違いますよね。

 

最近久しぶりに水槽に生体を追加したので、

水合わせは大事ですよって話。

やっぱり生体を追加するする瞬間っていつもワクワクしますね。

 

ですが水槽にうまいこと導入出来るかどうかで、

その後長生きするかどうか全然変わります。

 

水合わせは丁寧に。