元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

熱帯魚と爬虫類の共通点。毛のある生き物との違い。

どうも。

アクアリストと爬虫類飼育者って結構近いところにいると思っていて、

爬虫類系のイベントでも、ベタとかテラリウムのレイアウト組んでたりしますよね。

 

言ってしまえば両方ウロコがある、というだけなんですが、

感覚的には結構近いものがあります。

僕も爬虫類と熱帯魚と両方飼育してるし。

 

今回熱帯魚と爬虫類の飼育感覚の似てる点とは

なんなのかを分析してみました。

 

アクアリウムと爬虫類の共通点

観賞がメイン

爬虫類もアクアリウムも観賞してる時間が1番長いですよね。

爬虫類は触れますけど、触ってる時間って凄い短いし。

 

じゃあ何を楽しんでるのかというと、

鑑賞と飼育環境の構築なんですよね。

 

飼育環境の構築ってのは、

要するにレイアウト。

 

アクアリウムしかやってこなかった人は、

わからないかもしれないですけど、

 

みんなめちゃくちゃ色にこだわって飼育をしてるんですよね。

爬虫類も色が出てきたとか、退色してきたとか、

必ず色の話が出てくるんですよ。

 

色でいえば説明しなきゃいけないのは、

爬虫類には"モルフ"と呼ばれる、

同じ種類でも柄、色が違うものがいるんですが、

自分の好きなモルフを探して色んなイベント、お店を回ってるんですね。

僕も色を見て選んだり楽しみますし。

 

毛のある生き物だと、ないですよねこの感覚。

色よりも個体と人間との相性だったり、

一目見たときの印象だったりが大きいんですよ。

 

そして爬虫類の中でもヤモリ、カメレオン飼育者はレイアウトを作ってる人が多く、

自分だけの飼育環境にしてる人も多いです。

 

結局のところ、どれだけ目で見て楽しめるかを重視しているところが、

爬虫類とアクアリウムが近いところですね。

 
世話の楽さ

例えば犬とか猫なんかって痩せすぎてないか、

逆に太りすぎてないかって見る必要があるじゃないですか。

 

でもアクア、爬虫類ってざっくりいうと、

太ってれば良いんですよね。

むっちり体型ベスト。

 

痩せすぎは良くないのは全ての生き物そうなんですが、

爬虫類とかアクアっておやつの概念がないので、

しっかりと餌だけ与えてれば太りすぎなんてないんですよね。

 

アクアに関しては水が汚れるってのもあって餌のやりすぎ注意だし。

なにより毎日掃除する必要がないってのが楽。

 

1週間程度の旅行なら問題ないのも良いね。

熱帯魚も毎日餌あげてれば、

1週間くらい餌あげなくても全然生きてますよ。

 

むしろ下手にあげすぎると、

水が汚れたまま1週間過ごすことになるので、

そっちの方がダメ。

 
お互いに干渉しない

性格って人間も動物もあるんですけど、

毛のある生き物って一緒に寄り添って生きていくじゃないですか。

飼い主も動物側も同じ空間にいる。

 

でも爬虫類とかアクアって、

同じ空間にいても全然寄り添ってないんですよね。

 

飼育ケージを同じ部屋においてるのに、

一人暮らししてる人2人ぶん、みたいな。

 

つまりは干渉しすぎない距離で生きてるので、

密な関係が疲れない、ということ。

これってウロコのある生き物にしかないメリット。

 

1人で生きてるのが好きだし、

過干渉は疲れる。

 

でも生き物は飼ってみたい。

みたいな人が飼育を楽しめる。

 

僕は熱帯魚、爬虫類飼育って向き不向きがあると思っていて、

水族館を楽しめる人でさらに魚類、甲殻類で楽しめる人。

もっと簡潔にいうと触らないでも楽しめるかどうか。

 

ペンギンとかイルカは楽しみ方としては小動物に近いので、

ペンギン、イルカを見て心が躍る人は毛のある生き物の方が楽しめますよ。

結局のところ哺乳類、鳥類だし。

 

まとめ

生き物はそれぞれ楽しみ方がありますが、

アクアリウムと爬虫類は飼育感覚としては近い物がある、という話でした。

 

濃い関係性に疲れてみた人、

爬虫類、熱帯魚にチャレンジしてみては。