元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

カクレクマノミ失敗した話

前回の記事で生体を追加した話をしたんですが、

カクレクマノミ以外は調子よく泳いでます。

カクレクマノミ以外はね。

 

ということで、今日は僕の水槽の中で起きた話をします。

 

あんまり自分の水槽状況を話すことってしなかったんですけど、

たまにはこういう失敗した話を僕から話すことで、

僕に親しみを持って欲しいな、という願望です。

 

僕は上級者アクアリストじゃないからね。

 

飼育環境

ぼくの水槽の環境ですが、

  • 60㎝水槽
  • 外部フィルター
  • 1年前から飼育してる先住のカクレクマノミがいた

この環境にカクレクマノミを2匹導入しようという計画をしてました。

 

先住のカクレクマノミは成長していて、

大きさが全然違うことがネックだったんですけど、

2匹入れるので攻撃を分散出来て大丈夫、という考えのもとです。

 

まあこれは無難な考えですよね。

 1匹のみで飼育をしちゃうとデカいのが集中攻撃しちゃうからね。

 
導入当初

先住の1匹と追加した2匹の関係ですが、

僕の予想に反して3匹は超仲良く泳ぎました。

 

先住の子がもっと暴れ回ると思ったんですが、

これは良い誤算です。

導入から1日と経たずに一緒に泳ぎ始めたからね。

 

1週間後

 だんだんと導入した2匹の間で、体格差が出てきました。 

これは僕の中でめちゃくちゃ予想外でした。

 

確かに先住の子が1番がっちり体型で大きかったんですけど、

導入して1週間でペアが出来そう。

 

見た目にはほぼ同じ大きさだったんですが、

やはり自然界では大きさに違いがあるという認識があるのか、

2匹は仲良く泳いでいますが、1匹は別で泳いでいます。

 

2週目

どうやら見た目完全にペアになってしまったらしく、

2匹はずっと一緒に泳いでいますが、

 

ペアになれなかった1匹はつっつかれてお陀仏、

という結果になってしまいました。

 

ペアになったカクレクマノミは成長も早く、

どんどんい濃い色になり大きくなりましたが、

 

ペアになれなかったカクレクマノミは、

餌もろくに取れず、水槽の隅を泳ぐようになってダメになりました。

 

原因

僕の予想に反してペアリングが出来たのが早すぎるのが原因です。

 

導入したカクレクマノミはサイズが小さく、

もう少し時間をかけてゆっくりと出来上がっていくだろう、

という予想があったのですが、

 

体格差が大きかったのとカクレクマノミ同士の相性が良かったのか、

即でペアが出来ちゃったんですよね。

 

それともうひとつ付け加えるなら、

導入する数をもう少し増やせばよかった。

 

というのも、ペアが出来る予想はしていなかったので、

大きい1:小さい2の構図になる予定だったんですよ。

これだったら攻撃が分散されるし死ぬことはない。

 

ですが実際は、大きい1小さい1:小さい1が出来上がってしまったので、

一方的に小さい1が攻撃を食らってしまうことに。

 

だったら導入数を5匹くらいに増やしておけば、

全員が生き延びた可能性もありましたよね。

久しぶりに失敗しました。

 

その後

ちなみにですが、ペアになったカクレクマノミ

完全にペアリングが出来ているようで、

常に一緒に行動していますね。

 

餌のときくらいかな、離れるのは。

 

こうなってくると飼育者としてはイソギンチャクも入れてやりたいんですけど、

イソギンチャクってカクレクマノミより断然飼育するのが難しいんですよ。

僕イソギンチャク5匹くらい殺してますからね。

 

まとめ

というわけでカクレクマノミ失敗した話です。

 

一言でまとめると

やはり生き物は何が起きるかわからない、

ということですね。

 

ある程度の想像をして飼育環境を作るんですけど、

その見積もりが甘いと失敗します。

これは熱帯魚に限らず、犬とか猫も小動物もね。

 

僕たちは生き物を飼ってるという責任がありますので、

必ず万全の対策をして飼育をしていきましょう。