元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

元アクアリウムショップスタッフが断言する。金魚は掬(すく)うな、金魚は救え。

金魚すくいのシーズンも落ち着いてきて、そろそろアクアリウムシーズンが終わってくるタイミングですが、あえて今言う。

 

金魚すくいの金魚は、やばい。

 

特にお祭りで出してる路面店のやつはやばいです。

閉店間際のクタクタ感が凄い。

 

金魚も水も疲れて共倒れ。

 すくう前に水の確認

水が濁っていたり妙に泡立ってるような金魚すくいは警戒してください。

塩が入ってたり粘膜保護材が入ってたりして一概には言えないんですけど、帰り着くまで体力が持たない可能性がある。

 

見た目もわかりますが、傷んでる水は強烈な魚臭さもあります。

魚臭いのは当たり前なんですけど、異様な魚臭さがあるんですよ。

 

見た目と臭いがわかりやすいですね。

 

出来ればお祭りの金魚すくいは早めにすくって早めに持って帰ってあげたいところ。

そのために、まずは環境チェック。

 

傷んだ水から金魚をすくって傷んだ水で持ち帰ってるわけだから、弱るのは当たり前なんですけど。

 

すくいやすい金魚はすくうな

動きがのろくてすくいやすい金魚はダメな可能性が高いです。

 

金魚の上に影が出来てるのに、逃げない時点でかなり怪しいですね。

ちんたらと焼き鳥食ってる間に死亡。残念。

 

だからって執拗に追いかけるのも弱めるからダメですね。その前にポイが破れるんだけど。

 

じゃあどうするのか、普通の金魚にしてください。

とにかく過剰に反応もしないし、のろくもない。

 

素早い金魚は単にパニックを起こしてるだけの可能性もあります。

よく泳ぐ=元気という勘違い。ただ単に暴れてるだけだから。

 

店で注文する時も同じね。

 

持ち帰っていきなり本水槽はやめた方がいい

意気揚々と水合わせするのは良いんですけど、いきなり本水槽は危険すぎ。

すくった子がどこに病気を持ってるかわからないし、どこから仕入れられててどんな風に管理されてたかわからないですよね。

 

要はトロイの木馬なわけ。

こんな危険な物を本水槽に入れるのはリスク高すぎる。

 

今まで飼育してた子にまで拡散して、本水槽の調子が崩れちゃうなんてダメだよね。

病気の拡散する早さは凄いですからね。

必ず1か月から2か月くらいは別水槽で飼育した方が良いです。

 

まとめ

僕は金魚すくいが苦手だし、フナ尾の金魚は絶対狙いませんね。

あいつら動き早すぎて絶対無理。安いから金魚すくいには大量に入ってるんですけど。

 

僕のねらい目は三つ尾とかの金魚っぽい尾のやつ。

あれならすくえる可能性が高い。観賞価値が高められてるので、泳ぐ能力がフナ尾より低い。

 

路面店のは難しいので、アクアリウムショップとか金魚屋とかの金魚すくいは上手な人なら凄い得するんじゃないかな。

管理もしっかりしてるし信用も高いよね。