元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

活性炭とゼオライトの役割。ろ材がめっちゃ大事って話。

アクアリウムと切っても切り離せない関係のろ過機。

ショボいろ過機でショボいろ過したって駄目です。

 

ろ過機と同時にろ材に手を加えるだけで、

めちゃくちゃろ過能力が上がるって知ってました?

 

更に付け加えて言いますけど、

活性炭もゼオライトもいずれは無意味になるんですよ。

まあ無意味ってことはないんですけど。

 

つまりはゼオライトも活性炭も使い捨てが通常の使い方だよ、

というわけです。

 

アクアリウムのキーとなる存在のろ過機

活性炭、ゼオライトの役割

じゃあ何のために活性炭やゼオライトを水槽の中に入れるのか、

という話なんですけど、水槽から発生する匂いとか濁りを除去するためなんですよね。

1番効果として実感しやすいのは水槽の立ち上げの初期段階とかリセット時。

 

まだ熱帯魚を飼育出来る状態ではない、

ただの水の時に効果を実感しやすいってことです。

娘が金魚すくってきちゃって、みたいな人には超ありがたいですよね。

金魚はよく水も汚すし。

 

バクテリアの発生が十分ではない水槽では、

魚臭い匂いが発生したり、水が白く濁ってきたりします。

その匂いや濁りを活性炭とかゼオライトが力ずくで吸着させるわけですね。

 

ただ僕が冒頭でいずれは無意味になる、

と言ったのもここに繋がってくるんですが、

活性炭もゼオライトも無限には吸着出来ないんです。

限度があります。当たり前なんだけどね。

 

イメージとしては活性炭もゼオライトも掃除機と一緒で、

中身がいっぱいになると、それ以上は吸えなくなります。

 

つまり活性炭の"吸着する"役割が終わってただのろ材になる、ということ。

だから活性炭としては無意味だけど、ろ材としては意味があるみたいな。

 

ここまで読んでくれた方は気づいてくれたと思うんですけど、

活性炭を入れすぎることに意味はないです。

部屋の中を掃除機2台でかけても掃除出来る量は変わらんでしょ。

 

ただし、ゼオライトの場合は活性炭と少し違うところがあって、

ゼオライトの場合は吸ったものを吐き出します。 条件はあるけど。

 

せっかくお仕事してくれたのに、

何にも考えずに入れたまんまにしとくと地雷になる。

ゼオライト怖すぎ。

 

この性質があることに加えて、

ゼオライトの場合は水質に影響を及ぼします。

 

ゼオライトの場合は入れすぎに注意が必要です。

 

そもそも論として

ここまで話してきた内容を全部ひっくり返しますけど、

活性炭もゼオライトも熱帯魚の飼育には必要ないんですよね。

 

結局のところアクアリウムっていかに環境の変動を小さくして水を綺麗に保てるか、

ってところに重きが置かれます。

 

活性炭もゼオライトも入れ替えが必要な時点で、

応急処置的な使われ方の方が多いんですよね。

 

活性炭としての効果を最大限に使おうと思ったら、

新しい活性炭を入れるしかないんですけど、

今まで使ってた古い活性炭の方がバクテリアの住処になってるっていう。

ぱっぱらぱーなことになってるんですよね。

 

だったら活性炭入れるよりも入れ替える必要がないリングろ材にした方がいいよね、

って感じでアクアリストには活性炭愛用者が少ないです。

 

ずっと活性炭使う場面ってそうそうないし、

活性炭入れて水槽立ち上げるなら、バイコムのバクテリア入れとけ、みたいな。 

 

活性炭やゼオライトを使うことのデメリット

活性炭やゼオライトには定期的な入れ替えが必要なわけですが、

メンテナンス的にも上部式と外部式だと定期的に入れ替えるのもめんどくさいんですよね。

外掛け式とか投げ込み式ならまだいいけど。

 

それと活性炭にはもうひとつデメリットが存在していて、

薬が使えなくなります。

 

活性炭が薬の成分までも吸着してしまって、

肝心の病原体の方に効果が出なくなるんですよね。

 

薬を使う前には活性炭など入ってないことを確認してから使いましょう。

 

まとめ

というわけで、初心者のうちはゼオライトよりも活性炭の方がおすすめ。

さらにいうと活性炭やゼオライトよりも、バクテリアを育てて飼育しちゃう方がおすすめですよ。

僕も使ってないし。

 

水の状態を一定に保つという意味合いもあって、

活性炭を使わない飼育をしてみましょう。

 

ちなみにおそらくアクアリストで1番使ってる活性炭が、

ブラックホールってやつなんですけど、

この活性炭はレイアウト水槽で使われる流木のアクをとるための活性炭です。

 

水が茶色に濁らなくなるので、

こういう場合にはものすごく便利です。

 

飼いこみが重要。コイ科の仲間たち。

どうも。

 

熱帯魚の中でも1番よく飼われているのは、カラシン科の仲間。

ネオンテトラカージナルテトラは絶対みんなの水槽入ってるでしょ。

 

次にグッピー

飼ったことないなんて言わせない。

 

ヒーターを導入してる水槽でグッピー飼ったことないって奴はもぐり、

って言えるくらい相当人気ありますよね。

 

カダヤシ科とか卵胎生の仲間じゃなくてグッピーだからね。

プラティとかモーリーに比べてもダントツの人気と知名度あります。

 

さて、次はなんでしょうか。

そう、やっと出てきました、コイ科ですよ。

バーブ(バルブ)もコイ科の仲間。

 

コイ科といえば、バーブ系の他にラスボラ、ダニオとかも、

コイ科の仲間ですね。

 

あとみんな大好きアカヒレもコイ科です。

ボトルアクアリウムとかでも飼育出来るくらいには、

簡単な熱帯魚です。

ネオンテトラよりも飼育しやすく、超初心者向け。

 

他には大型魚の餌なんかにも使われてたりします。

ちなみにヒーターなしでも飼育出来るのは秘密。

 

一般的な熱帯魚をざっくり切り分けると、

カラシン科かコイ科のどっちかに属している場合が多いんですが、

 

僕的にはよく見かける熱帯魚の中では、

カラシン科よりもコイ科の方が好きなんですよね。

ハナビとか好きな人結構多いけど。

 

その中でもラスボラ凄いおすすめです。

間違っても何も分からないうちはスマトラは飼うなよ。

 

コイ科の仲間ラスボラ

ラスボラといっても細かく分けて、

ミクロラスボラ属、ボララス属などに分けられるんですが、

初心者におすすめ出来るのはトリゴノスティグマ属です。

 

何にも考えずに飼えるラスボラが属している、

と言っても差し支えないのがトリゴノスティグマ属。

ラスボラエスペイとかラスボラヘテロモルファとか。

 

温和な性質で混泳も出来るし、いつの間にか飼ってるシリーズ。

だいたいどこでも手に入るし綺麗だよね。

 

ラスボラエスペイ

1番定番なのはヘテロモルファなんですけど、

ヘテロモルファよりはエスペイがおすすめ。

 

というのもエスペイの方がオレンジが強くて、

グッと目を引く存在感があるんですよね。

 

 色があがってきたときのギラギラ具合は分かりやすく綺麗で、

数を入れて飼育出来るのも良いところ。

 

ラスボラヘテロモルファブルー

青系のラスボラで、濃い青色が他の熱帯魚と違って独特。

小型熱帯魚で青系は珍しいですよね。

水槽の中に赤色の熱帯魚が増えてきた人におすすめ。

 

少し値段が高めなんですが、3匹から5匹くらいで買うと、

アクセントとして良いですよ。

 

ちなみにパープルという名前になってたりすることもあります。

 

レッドラインラスボラ

上で紹介した2つとは全然違う見た目をしたラスボラです。

ラスボラといえば体に大きな三角形型の黒色があるのが特徴ですが、

レッドラインラスボラは体の真ん中に1本の赤い線が入っているのが特徴。

 

水槽の中では引き立て役に回るような熱帯魚です。

おとなしめの色合いが他の熱帯魚との混泳にピッタリです。

 

地味めな熱帯魚なので、混泳してこそ良さが分かる熱帯魚。

少し変わった感じのラスボラが欲しい人にはオススメ。

 

まとめ

というわけで、コイ科のラスボラを紹介しました。

ミクロラスボラの方が人気のある魚種が多いですが、

トリゴノスティグマ属にも良い熱帯魚いますよ。

 

 それとミクロラスボラに比べると、

トリゴノスティグマ属の方が飼育が容易で初心者向き。

混泳も気にしなくていいし。

 

ミクロラスボラの方は体の大きさが小ぶりなぶん、

混泳相手を選んであげないといけないのと、

水質にうるさいところがあるので、適当に飼っても大丈夫、

ってわけにはいかないんですよね。

 

45㎝スリムの水草水槽でのラスボラハナビは結構おすすめ。

初心者抜けたら小型シクリッド飼ってみたら?ドワシクの話

どうも。

4月から更新ペースを定期にしようと思ってます。

 

今までショップ店員だったという肩書を利用して、

超信用度の高い話をしてきたわけなんですが、

そろそろネタ切れにもなってきました。

 

というわけで、アクアライフで最近の流行りを知ることで、

話を広げようかなと。

 

実は先月から購読を初めまして、

3月号はビー、4月号はアピストが表紙になってます。

 

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アクアライフ2021.4

 

僕小型のシクリッド凄い良いと思ってるので、

アピストの流行りが来ないかと待ってますが、流行らないですよね。

 

なんか流行ってるっぽい空気出てるけど、

そうでもない、みたいな。

 

アピストが流行らない理由

まずアピストって見てもらったらわかるんですけど、

とげとげしい見た目が初心者受けしないんですよね。

 

初めて熱帯魚飼います、って人ってだいたいバルーンとか、丸めの体形の魚種を選ぶじゃないですか。

見た目からして熱帯魚初心者層に刺さりにくいのが原因。

 

次にアピストが多少気が強いというところから、

混泳相手をそこそこ選ぶという点ですね。

 

やっぱりなんといってもアクアリウムの醍醐味は混泳でしょ!

って人が圧倒的多数なので、少数飼いこみの良さが伝わりにくい。

まあ少数飼いこみの良さが分かる頃には初心者抜け出してると思いますけど。

 

結局アピストの良さって、

アクアリウムやって初心者層を抜け出した中級者くらいの人に1番良さが伝わりやすいんですよ。

 

つまり僕。

 

熱帯魚は高いもんだ!と割り切れるようになるころですね。

そしてあんまり見かけないような熱帯魚に惹かれる時期。

 

アピストの良さ

逆にアピストの良さって初心者には刺さりにくい、

とげとげしくてグッと目を引く存在感の強さなんですよね。

 

それとアピストと一言で言っても、

めちゃくちゃ選択肢が多いんですよね。

体形も違うし、ヒレも違うし、色も違う。

 

こんだけたくさんの種類がいるので、

飼育する前から楽しいっていう。

 

自分だけのアピスト、じゃないですけど、

膨大な種類から自分の好きな種類を選べることって、

他の熱帯魚じゃなかなか味わえないですよね。

 

ちなみに飼育しやすいと言われているのは、

アカシジィ。

 

ただ小型シクリッド飼いたいけど、いきなり高いのはって人には

ラミレジィおすすめですよ。ラミレジィ

 

ラミレジィとは

ラミレジィもアピストと同じく小型シクリッドで、

多少気の強い部分がある熱帯魚です。

僕のブログでは過去に何回か登場してます。

 

wikiいわく、

小型シクリッドとしては最もポピュラーな種である

とあるように、近い部分がありながらもアピストより手ごろな価格で買えます。

 

しかもラミレジィだったらそこそこの大きさがあるホームセンターでも手に入ります。

近くのホームセンターで実物見てから飼育を考えることが出来るのって良いよね。

 

逆にアピストはマジで目的買いの人じゃないと買わないから、

そもそも仕入れてないですってパターンが多いので、

ちゃんとした熱帯魚屋でしか見れない可能性が高いです。

 

ちなみに僕の店でもアピスト入れたことありましたが、

見事に長期在庫になりました。

そのあとはレイアウト水槽行き。レイアウト水槽では主役でしたけど。

 

というわけで、ラミレジィもかなりおすすめです。

コバルトブルーラミレジィとか青系の熱帯魚が好きな人には刺さりますよ。かなり。

 

もう少し天然な味わいが欲しい人にはジャパンブルーラミレジィかな。

淡い青色が綺麗です。

 

僕はラミレジィ好きです。

まとめ

というわけで、今回は小型シクリッド、ドワシクの良さでした。

 

今時熱帯魚飼ってる人ってほとんど中型クラスの水槽だと思うので、

小型水槽からでも飼育することが出来る小型シクリッドを、

ぜひ中級者アクアリストの選択肢に入れてほしい。

 

品川水族館に行ってきた話

どうも。

都内、というか関東には色んな水族館があるわけですが、

その中でも僕は品川水族館が大のお気に入り。

 

マクセル(品川駅から近い方)じゃない水族館ね。

というわけで品川水族館のレビューをします。

 

品川水族館レビュー

 

前置き

まず品川水族館なんですけど、

品川とは言うものの、品川駅にはありません。

 

品川駅で京急本線に乗り換えて、

大森海岸駅から歩いて10分ほど。

 

見た目からわかるベテランの雰囲気。

マクセルアクアパークとは雰囲気が全然違うよね。

 

おしゃれな感じも良いんですけど、

こういうガチっぽい雰囲気めっちゃ好きなんですよね。

店舗で働いてるときの感じを思い出します。

 

 いやーアクアっぽいわ、おっさんが好きそう、みたいな。

品川水族館って全然広くないんですよね。

歩いてる感じはサンシャイン水族館とそんなに変わらなそう。

 

イルカの水槽も小さめだしね。

 

ちなみにですが、公園が近くにあるので、そのまま公園を散歩する、

みたいなことも出来て子連れにはよさそう。

 

 

品川水族館の見どころ

まず品川水族館の1番の見どころは、トンネル水槽です。

自分も一緒に水の中にいるような感覚になれる水槽です。

 

他の水族館にもよく見かけるんですけど、

品川水族館のトンネル水槽は結構大きめで、

一般の方にはおすすめ。

 

中にはウミガメも泳いでいて、

すごく癒される空間になっています。

 

ただ最近調子を崩しているみたいで、

僕が行った段階では水槽の中にはウミガメしかいませんでした。

 

やっぱアクアって原因不明の死がよくあるので、

その点は水族館も同じだなと。

 

通常は熱帯魚もいっぱい入っているので、

奥さんとか子どもは喜ぶと思います。

 

個人的なお気に入り

僕個人、もといアクアリストにはトンネル水槽よりも、

出口付近にある、シロワニの水槽が1番テンション上がります。

ツマグロでもネムリブカでもない遊泳するサメですよ。

 

ツマグロとかネムリブカなんかは結構どこでも見れるサメで、

確かに遊泳してはいるんですけど、デカさと怖さがないじゃないですか。

 

全然求めてるサメじゃないなーみたいな。

 

イヌザメネコザメとかも、全然見たいサメじゃないですよね。

おとなしいし、そもそも見た目サメじゃないし。

 

シロワニを見たときの圧倒的な威圧感と恐怖が、

めちゃくちゃ良いんですよね。

5mくらいある個体が2匹泳いでいてこれだけでも行く価値があります。

 

アクアリストあるあるだと思うんですけど、

アクアリストが足を止めてる場所って一般の人全然見ないよね。

 

もちろんサメのところも全然人がいなかったです。

 

まとめ

というわけで品川水族館のレビューでした。

僕はサメが見たくてこの水族館に行きますね。

 

色々回ってるんですが、遊泳性の高いサメがいる場所って全然ないですよね。

ナースシャークなんかは大きいですけど、僕が見たいサメじゃないし。

 

サメが見たい人は品川水族館に行ってみてください。

きっと見たいサメと出会えますよ。

 

追伸

最近ネタ不足と僕の知識が足りない点も増えてきたなーと、

思うことが増えててブログの執筆も気が進まないんですが、

4月くらいからまたしっかりと書き始めます。

 

今年はベランダでメダカなんかやってみようかなと思ってます。

ビオトープにして手抜きでしっかりメダカ増やそうかな。

 

ちなみにですが、メダカをやり始めるならそろそろ飼育を始めておかないと、

暖かくなってきちゃうので、うまく増えなくなりますよ。

寒暖の差がトリガーになるので。

 

こんなにかっこいいカエルがいるのか…ミツヅノコノハガエル購入レポ、と報告。

どうも。

 

僕は最近アクアリウムだけじゃなくて、

爬虫類にまで手を伸ばしてきてます。

 

というわけで、今回はいつもと違う購入レポです。

 

今までずっと探してたんですけど、

なかなか見つからなくて、

なかば諦めてたんですけど、

 

この前記事にもした東レプにて見つけたので、

思い出したかのように購入しました。

 

ミツヅノコノハガエル

 

このカエル、お店で見かけるカエルの中でも、

特にかっこいいですね。顔がいかつい。

見たことないタイプの良さ。

 

オスよりメスのほうが大型化するカエルによくあるタイプですね。

メスのほうが大きさが最大2倍くらい。

 

詳細はこちらにおいておきます。

ja.wikipedia.org

 

どの生体の飼育に必須だと思ってるんですが、

特に初日はしっかり保温してあげることが大事。

 

最近僕の趣味の音楽活動の方も忙しくて、

なかなか更新出来なかったんですけど、

やっと落ち着いてきたので、少しずつ更新していきます。

 

まとめ

僕のブログといえばアクアリウムだったんですが、

最近は小動物爬虫類にまで手が伸びてます。

 

リクエストがあれば僕の私見も含めて記事にしますよ。

東京レプタイルズワールド2020

どうも。

 

久しぶりに東京レプタイルズワールド(東レプ)に出向いてきました。

いわゆる爬虫類がメインの即売会です。

 

去年は行かなかったので1年ぶりの東レプになったんですが、

トレンドがすごく読み取れる即売会でしたね。

 

コロナの影響で出店数もこころなしか少なかった気がしたけど。

 

今回も会場は池袋サンシャインシティの展示ホールAで行われましたが、

感染対策をしながらのイベントだったので、少し面倒でしたね。

会場外での検温、クラスターが発生したときのために電話番号の登録。

 

早くコロナも落ち着いてほしいもんです。

 

東レプを回ってみて

 蛇

まず僕が会場を見回ってて1番気になったのが、

ブラッドパイソンの数。

 

一昨年の東レプの倍以上に出回ってましたね。

モルフの流通の安定したのか、ブリーダーの手元の数が増えたからなのか、

とにかくブラッドパイソンの数が多かったです。

 

その他に、定番のボールパイソンはコンボ(いくつかモルフがかかってる個体)が多くて、値段も高め。

ノーマルボールはそこそこいたけど、シングルが少なくて残念。

 

それとナミヘビがめちゃくちゃ少なかった。

完全にトレンドから外れてるよね。

 

ナミヘビ飼育しやすくていいですけどね。

初心者向け。

 

レインボーボア系も数が出回っていて、

今の蛇は定番種よりも変わり種が来てますね。

 

ヒョウモントカゲモドキ

いつも通り大量の数が出回っていて、選び放題、という感じだったんですが、

かなり値下がりしてました。

 

思わず財布のひもが緩むところでしたね。

それだけ安かった。

 

もちろんモルフが多くかかってるコンボは高かったんですが、

定番といえるレオパはかなり値段がお手頃に。

 

レオパといえば、爬虫類の中でもトップクラスに飼育者の多い生体なんですけど、なおさらに飼育者が増えそうですよね。

 

僕も来年辺り飼育初めてみようかな。

 

その他爬虫類

その他トカゲ、カメレオン系は大きく変化なし、というところ。

僕が得意分野じゃないこともあって、そんなに変化を感じなかったですね。

 

カメレオンはそもそも数が少なすぎて、

判別出来ないんですけどね。

 

マジで全然扱ってるとこないですよね。

そんだけカメレオンは難しいってことか。

 

フトアゴは市場もかなり安定してきててアダルト個体もそれなりにいました。

繁殖狙いの人とか、最初から大人サイズほしい人も絶対いるし良いことですね。

 

両生類

扱ってる場所が少ない、のはいつものことだったんですが、

今回、カエルはクランウェルしかいない、

といってもいいくらいカエルがいなかった。

 

この数だったら、普通に中野にある某爬虫類店のほうが扱い多いですね。

 

カエル狙いの人はわざわざ出向くまでもない扱い数。

サラマンダー系もそんなに数がいませんでした。

 

エキゾチックアニマル

フクモモを筆頭にエキゾ系もワイワイとにぎわってましたね。

イベント会場中央辺りに出店してたお店のエキゾがすごかった。

ペンギンやらマーラやら…。

 

一般家庭ではまず飼育出来ないような生体も多く、

イベントならでは。

 

まとめ

今回の東レプはトレンドがかなりわかりやすかったですね。

 

僕個人としては最近、爬虫類よりもアクアのほうに熱があるため、

ときめきも少なかったですが、例年通り会場には人がわんさかいましたよ。

 

やっぱり爬虫類はマニアックな生体であることに代わりないので、

こういったイベントは続けてほしいよね。

カクレクマノミ失敗した話

前回の記事で生体を追加した話をしたんですが、

カクレクマノミ以外は調子よく泳いでます。

カクレクマノミ以外はね。

 

ということで、今日は僕の水槽の中で起きた話をします。

 

あんまり自分の水槽状況を話すことってしなかったんですけど、

たまにはこういう失敗した話を僕から話すことで、

僕に親しみを持って欲しいな、という願望です。

 

僕は上級者アクアリストじゃないからね。

 

飼育環境

ぼくの水槽の環境ですが、

  • 60㎝水槽
  • 外部フィルター
  • 1年前から飼育してる先住のカクレクマノミがいた

この環境にカクレクマノミを2匹導入しようという計画をしてました。

 

先住のカクレクマノミは成長していて、

大きさが全然違うことがネックだったんですけど、

2匹入れるので攻撃を分散出来て大丈夫、という考えのもとです。

 

まあこれは無難な考えですよね。

 1匹のみで飼育をしちゃうとデカいのが集中攻撃しちゃうからね。

 
導入当初

先住の1匹と追加した2匹の関係ですが、

僕の予想に反して3匹は超仲良く泳ぎました。

 

先住の子がもっと暴れ回ると思ったんですが、

これは良い誤算です。

導入から1日と経たずに一緒に泳ぎ始めたからね。

 

1週間後

 だんだんと導入した2匹の間で、体格差が出てきました。 

これは僕の中でめちゃくちゃ予想外でした。

 

確かに先住の子が1番がっちり体型で大きかったんですけど、

導入して1週間でペアが出来そう。

 

見た目にはほぼ同じ大きさだったんですが、

やはり自然界では大きさに違いがあるという認識があるのか、

2匹は仲良く泳いでいますが、1匹は別で泳いでいます。

 

2週目

どうやら見た目完全にペアになってしまったらしく、

2匹はずっと一緒に泳いでいますが、

 

ペアになれなかった1匹はつっつかれてお陀仏、

という結果になってしまいました。

 

ペアになったカクレクマノミは成長も早く、

どんどんい濃い色になり大きくなりましたが、

 

ペアになれなかったカクレクマノミは、

餌もろくに取れず、水槽の隅を泳ぐようになってダメになりました。

 

原因

僕の予想に反してペアリングが出来たのが早すぎるのが原因です。

 

導入したカクレクマノミはサイズが小さく、

もう少し時間をかけてゆっくりと出来上がっていくだろう、

という予想があったのですが、

 

体格差が大きかったのとカクレクマノミ同士の相性が良かったのか、

即でペアが出来ちゃったんですよね。

 

それともうひとつ付け加えるなら、

導入する数をもう少し増やせばよかった。

 

というのも、ペアが出来る予想はしていなかったので、

大きい1:小さい2の構図になる予定だったんですよ。

これだったら攻撃が分散されるし死ぬことはない。

 

ですが実際は、大きい1小さい1:小さい1が出来上がってしまったので、

一方的に小さい1が攻撃を食らってしまうことに。

 

だったら導入数を5匹くらいに増やしておけば、

全員が生き延びた可能性もありましたよね。

久しぶりに失敗しました。

 

その後

ちなみにですが、ペアになったカクレクマノミ

完全にペアリングが出来ているようで、

常に一緒に行動していますね。

 

餌のときくらいかな、離れるのは。

 

こうなってくると飼育者としてはイソギンチャクも入れてやりたいんですけど、

イソギンチャクってカクレクマノミより断然飼育するのが難しいんですよ。

僕イソギンチャク5匹くらい殺してますからね。

 

まとめ

というわけでカクレクマノミ失敗した話です。

 

一言でまとめると

やはり生き物は何が起きるかわからない、

ということですね。

 

ある程度の想像をして飼育環境を作るんですけど、

その見積もりが甘いと失敗します。

これは熱帯魚に限らず、犬とか猫も小動物もね。

 

僕たちは生き物を飼ってるという責任がありますので、

必ず万全の対策をして飼育をしていきましょう。