元アクアリウムショップスタッフが断言する。アクアリストあるある。
アクアリストあるあるって意外と多いと思うんでまとめました。
1.部屋は掃除しなくても水換えはする。
結果的に水槽の中は綺麗でもキャビネットの中は汚い人多いですね。
掃除用具をしまう場所の掃除をした方が良いと思います。
2.スシローの水槽に見入ってしまう。
やっぱ海水魚綺麗だなーじゃないよ。あなたの番号呼ばれてますよー。
3.ドンキの中より入口で時間がつぶせる。
大きめのドンキの前の海水魚コーナーが凄い楽しい。
4.水族館に行ったらでかいギンポとかエビの方が楽しい。
人気の少ない水槽の前にいるやつは間違いなくアクアリスト。
5.水族館に行ったら魚より設備に目がいく。
サンゴのコーナーで上のLED見てるやつは間違いなくアクアリスト。
6.この店わかってんな、とか言っちゃう。
熱帯魚のラインナップがよくわかんない時によくある。
横に彼女がいる初心者アクアリストにありがち。
7.ホームセンターに稀にいるレア魚買っちゃう。
多分管理者がアクアリスト
8.水換えで心が無になる
突然開かれる悟りの境地。中級者以上になると起こる現象。
9.水槽を見ない
なぜなのか。意外と水槽を見ない。そして店に行った後だとよく見る。
10.DIYが上手くなる
自分で改造とか始めていつの間にか工作が凄いうまくなる。
11.突然全部辞める。
もういいや、その日は突然訪れます。
共感したら☆下さい。
元アクアリウムショップスタッフが断言する。初心者がケチったらいけない3つのポイント
いくらネオンテトラ安いからって言っても何回も死んだらやる気なくなりますよね。
やめてしまうのが一番のコスト高なんだけど。
だから失敗しない為にもポイントを絞ってコストをかけていくのがもっとも上手なやり方で、全部にお金をかけていくスタイルは古いかなと思います。
手抜きしたい人はコストかけるってのもありで、むしろおススメする。
飼育する生き物にもよるけど、基本的には3つのポイントさえコストしっかりかけてやれば絶対失敗しません。
逆にいえばこれ以外は適当に選んでも良い。 それくらい重要。
バクテリア
店員に勧められてるのに、よくわかんないからって無視してる人結構いるけど大損してるから。
これが今後自分の水槽で魚が死ぬか死なないからのカギを握ってると言ってもいい。
一番重要。個人的には一番はこのバクテリアですね。
お客さんにも使ってもらってたけど、これで失敗したって人1度も見たことないですね。
それくらい信用の高い商品かなと思います。
僕が毎度の水換えに使ってるのはこっち。
量も多いし、こっちのバクテリアは水槽の立ち上げよりも水質を整えるのに向いてるかなと。実際に立ち上げに使った時は少し濁ってたしね。
ろ過機
もちろん水質を整えるためにバクテリアにコストかけるんだから、そのバクテリアの家にもコストをかけた方がいいのは当然です。
しかし優先度でいえば若干下がる。僕が前回紹介した水槽セットの物を使っていれば確実だし、使う水槽の目安が書いてあるしね。あれ無視して選ぶ人なんていないでしょ。
僕が働いていた店で一番売れてたのはテトラのATシリーズ。昔から売ってるから信用で買ってる人も多いかなと思います。(僕の店はご年配から家族連れが多かった。)
個人的なおススメとしては、GEXの上部フィルター。っていうか45㎝以上でこのフィルター使える条件ならコレ以外を選ぶ必要がない。
対応サイズが45㎝から60㎝までと広いのが抜群に良くて、前回紹介した52㎝みたいな中途半端なサイズの水槽でも使えるのが良い。
ろ過スペース大きいんで水を綺麗にしてくれますね。
値段も上部フィルターとしては妥当な値段。
ライト
早速前回紹介した水槽になかった商品の事言いますけど、ライトはコストをかけろ。安い物に意味なし。
初心者が悩みやすいポイントのライトなんですけど、悩んだら高いの買いましょう。
まず安いライトって薄暗い。それと水草が育たない。
本当に魚見る為だけのライトになっちゃいます。
ライトで水槽の雰囲気って全然変わりますからね。部屋のインテリアとして置いてる人にも気を遣ってほしいところ。
白のみのライトよりは、2色くらいは入ってた方がいいんじゃないかな。
白のみだと水槽が不自然にビカビカして見る人によっては違和感を感じると思います。
店でこのライト点けた事あるんですけど、これは凄く良かった。明るいし色の出方も自然だった。
まあしょぼい光でもマツモは育つんですけど。
まとめ
この3点はコストかける価値があります。ライトなんか水草やりたい人とインテリアで飾りたい人は絶対コストかけるべき。
そこケチると、うわーおしゃれな水槽だなってなりません。
ぼくはバクテリアはしっかりとしたものを買ってました。最初の失敗の印象って凄いでかいんで、失敗すると熱帯魚はすぐ死ぬって思うようになりますよ。
元アクアリウムショップスタッフが断言する。コスパ良すぎる水槽セット3選。この水槽以外で始める意味がわからない。
元アクアリウムショップスタッフという肩書を活かして、
superduperultraman.hatenablog.com
superduperultraman.hatenablog.com
と、紹介してきたんですが生体買う前に用品で悩んでるんですけど、って人がそこそこいそうなので水槽セットを紹介しようと思います。
上の2記事読んでる人はなんとなくわかると思うけど、僕ってコスパ悪いの嫌いなんですよ。
やたら高いのに、地味な熱帯魚とか絶対飼いたくないんですよね。
用品も同じで無駄な容器とパッケージで金取ってんなって物は買わない。
アクアリウムって似たようなパッケージに似たような商品ばっかで、何選んだらいいか正直わかんなくないですか?特に餌。絶望的だよねあれ。
だからこそ、元ショップスタッフっていう”超”信用の高い肩書を使って選んだので、迷ったらここに書いてある初心者水槽を買ってください。絶対後悔しないから。
今回はコスパを最大限に意識して選んであります。
テトラ ホワイトアクアリウム52
売り場で見つけて即買いしました。最近流行りのスリムローですよ。
水槽用ライトいらないって人に最高の商品。
すげー安くないですか?
水槽とろ過機のセットなんですけど、このろ過機
これなんですけど、ろ過機の値段で¥1,550円
水槽の値段が¥1,000円ちょっとって笑っちゃう。
水の量でいえば、そんなに多く入らないんですけどそこが逆にメリット。
フルサイズ60(60*30*36)とか置くようなスペースないし大きいよなって人多いんだけど、52スリムローだと水景も楽しめるし、軽いから場合によっては机の上とかカラーボックスでいける。重さだと半分以下になるんじゃないかな。
だからスペースの節約になるし、そこそこ熱帯魚の種類も入れれるし便利です。
ちなみにロータイプである事のメリットの最大の良さってメンテナンスがしやすい事。
前面のガラス面のコケ落としが超しやすいからね、これ使ってて一番実感しますね。
初心者の1本目にも良いと思うし、2本目のサブ水槽としても使える水槽。
岩組レイアウトとか造花でやる人はマジでいいと思う。
超おススメ。
GEX マリーナ450
この企画でこの値段。動物園の猿でもわかりやすく安くて良いよね。
45㎝とか60㎝の水槽って汎用性が高いんで、今後の用品の追加を考えると便利です。
特にライト買おうと思った時に有利ですよね。
ろ過機が上部フィルターなのも強味。外掛けフィルターよりろ過能力が強いので、お水綺麗にしてくれます。
それとやっぱり奥行きあると、水の量が入る事とレイアウトの作りやすさが全く違う。
しっかりレイアウト作りたいなら奥行きあった方が作りやすくて良いと思います。
上の商品と似たような環境の人におススメだけど、やっぱり高さと奥行きがあるぶんこっちの方が水入れると重くなるから、もうちょっとしっかりとした環境を整えて始めたい人はこっち。
ちなみに45㎝の方ね。60㎝なら下に紹介してる商品の方がおススメです。
コトブキ工芸 アクアリスト600S
LED付きで買うなら1万は切らないと。
セットで買う人はこれから始めようって人が多い事を考えたら当たり前。
60㎝の水槽だとLEDの相場として5000円くらいなんですけど、残りの5千円で水槽とフィルターの価格を考えるとどれだけ安いかわかりやすい。
”金魚すくいですくってきた金魚を入れるためにちょっと水槽買いたい人”には高めだと思うんだけど、趣味としてのメイン水槽でやるなら絶対コレです。
僕も次に60㎝買うならコレ買います。
60㎝は楽しいですね、選択肢が圧倒的に増えるし出来る事が多くなる。
まとめ
結局中型水槽多めになりましたけど総合的なコスパ考えると当たり前で、小型水槽は微妙な商品が多すぎて選定が難しいんですよ。
暇がある時に小型水槽でも割とコスパが良い水槽セットでも紹介しようかな。
結果としてやっぱりGEXとテトラは安い。
GEXアンチめっちゃいるけど、物さえ選べば全く問題なしだと思います。
コトブキのアクアリストは本当に欲しいな。レイアウト組んでみたい。
元アクアリウムショップスタッフが断言する。海水魚を飼いたいけど諦めてる人が読むべき記事。僕がやってた3つの事。
僕は個人的に海水魚を飼育し始めて3年が経ちます。
水槽内の魚を3回全滅させました。
理由はわかってます。僕が間違ってエアレーション止めてしまったから。
悲しかった…。
しかし謎の死因で失敗した事は一度もありません。
やってる事はみんなと変わんないんですよ。
ただ水換えしてバクテリア繁殖させてただけ。
試験紙使ったりとか一度もしてません。淡水の延長線上の飼い方で飼育してました。
そのコツを伝授しましょう。
あ、サンゴは真剣にやってないから海水魚を飼いたい人向けの記事ね。
慎重に飼育してた
ぶっちゃけコレなのよ。
失敗してる人によくあるのが焦って飼育を始めちゃうこと。
なんでそんなに水槽触るの?ってくらいドンドン水の状態を換えちゃう。
水早く整えたいし、コケも出したくないからってあれもこれもって水槽に投入して薬漬けにするのはよく分かんないですね。
っていうか最初から海水魚にめんどくせえは禁句だから。
僕は一度水作って用品を揃えたらそこからは1か月間全く触らなかった。
さすがに電気点けたり消したりはしたけども、水に手を加える事はしなかった。
なんでかっていうと、僕がお店にいた頃の実体験として余計な事をすると失敗してしまうのがわかっていたから。
知識に自信がないうちは、下手な事するよりも待った方がベストです。
ちなみに一番最初に投入した魚がブラックチップアネモネです。
そこからオトヒメエビとか色々入れたけど、エアレーション止めて殺しちゃう3ヵ月くらいは病気知らずで全部元気でした。
魚の種類を選んでた
ヤッコとチョウチョはマジで最後に入れましょう。
いくら簡単な種類だからってルリヤッコとかミゾレチョウとか入れても絶対失敗します。ハナダイの類もね。
正直に言いましょう。一番最初に飼おうと思ったキッカケになったのってカクレクマノミですよね?
じゃあカクレクマノミにしましょうよ。カクレクマノミ導入に向いてますよ。
丈夫だし餌もよく食べるし協調性もあります。
だから僕はクマノミの類を最初に水槽に導入しました。
これが大正解でしたね。病気知らずで最後まで飼育出来ました。
個人的なアドバイスとしてルリスズメダイは絶対飼うな後悔する。
デバスズメはよく死ぬ。
適当だった
最初の道具選びと魚種選びは慎重にしてましたけど、魚を入れ始めてから適当に飼ってました。
適当っていうと勘違いすると思うんですけど、サボるって事ではないんですよ。
ちゃんと週に1度は水換えやってましたし、水の継ぎ足しもしてました。
塩分濃度も測ってたし。
では何が適当なのかと言われたら、水槽に対して情熱を向けすぎない事。
レイアウトの組み換えしたりとか餌をあれこれあげたりとか、1年後には絶対にやってなさそうな事はやりませんでした。ろ過機の掃除も全くやらなかった。
でも失敗してる人って面倒って言うくせに、手をかけまくって水槽崩壊しちゃってるんですよ。
余計な所で力を入れてるから失敗してる事に気付かずに。
それで新しく飼いたい人に難しいとか言っちゃう。
あえて元ショップスタッフの目線で言うけど、偉そうに失敗した事を自慢しないでください。
まとめ
海水魚って楽しいんだよ。難しいのは手を抜いてコストもかけないから。
コストを抑えるなら手をかけましょう。手を抜きたいならコストをかけましょう。
海水魚は難しくない、手がかかるって事です。
元アクアリウムショップスタッフが断言する。コレが初心者におススメする熱帯魚5種類だ!
前回書いたグッピーがいかに初心者に向かないかを読んだ方、じゃあ何飼えばいいのって人多いでしょう。
superduperultraman.hatenablog.com
だから僕がセレクトしました。しかも5種も選んだ。
僕がこれからおススメする熱帯魚は、綺麗で飼いやすく勝手に増えないです。
あと病気に強くて丈夫。
では早速といきたい所ですが、その前に”飼い込み”って言葉を聞いた事ありますか。
飼い込みって要するに、”めっちゃ飼ってコイツの本来の状態になってるよ”って事。
痩せてないとか色が出てるとかね。
飼い込みって性質上、最初はグッピーより地味になります。最初は凄い地味マジで。
でも最大限に飼い込んだ個体、絶対グッピーより綺麗だから。
その分グッピーより絶対長く楽しめるよ。
この”飼い込み”が楽しめる種類を選んだので、1週間に1回くらい写真でも撮ると楽しめるんじゃないかな。水換え前に撮ってね。
※今回大きさが大きくなるって説明してるのは、飼育してれば成長を感じるよって意味で書いてあります。
小型熱帯魚で気の荒くない魚でセレクトしてあるので、混泳(色んな魚種で泳がせる)を楽しんでください。
カージナルテトラ
ぶっちゃけ乗せなくてもいいくらいの定番。
カージナルだったら”似てるしネオンテトラで良くね?”って思いますよね。
特に水草も入れてるなら絶対。
カージナルテトラとネオンテトラの違いは、色の入り方と大きさ。(値段も)
店に売ってる状態でしか見ないから、誤解しちゃうんですよ。
飼い込めば全く違う。水草の緑との対比でカージナルテトラの赤が凄く綺麗になるし、大きさが出てくる分存在感も申し分ない。
楽しむコツは殺風景よりも、水草を少しでも入れる事。
初心者だとアヌビアスナナとか良いんじゃないかな。ひとつ入れるだけで”水槽らしさ”が出るし。
チェリーバーブ
コスパ最強。飼い込み最強。定番種(基本的に在庫として常駐してる種類の事)。
この3拍子が揃ってます。1回は絶対飼育して欲しい魚です。
チェリーバーブの良さは圧倒的に飼い込み甲斐があること。
よく熱帯魚屋にいるオレンジ色の魚です。
おススメされないと、気にも留めないような熱帯魚。
しかし、めっちゃくちゃ赤くなります。赤というより真紅。
この赤い状態に持っていくまでが時間かかる。
毎日色が出てないかチェックするのも楽しいし、餌もよく食べる。
真っ赤な状態のチェリーバーブって店だとまず見れない。
熱帯魚屋の魚って基本的には長期在庫でない限り、多すぎる水の出入りで本調子ではないし、色出てるやつから売れていくからね。
カージナル定番すぎて嫌だって人、超絶おススメ。まず飼ってみ。絶対後悔しないから。
コリドラス
特に、生き物飼育>インテリア な人におススメ。
正直飼わないと楽しさがわからない所が弱点。
お世辞にも色が綺麗で水槽の主役になりますよ、とは言えないし。
コリドラスって飼ってると子供みたいに思えてくるから不思議。
普段はぼーっとしてて、餌の時になるとめちゃめちゃ活動的になる所が似てるんでしょう。クラスにひとりくらいいるおっとりデブキャラと同じ。
水槽の底にいるので、よく混泳する魚に選ばれます。
ミクロラスボラ ブルーネオン
定番種じゃないので、見かけたり見かけなかったりするんですけど、個人的に入荷した時の衝撃からセレクト。
とにかく緑が濃い。しかもギラギラ光る。
この手の色が出る魚って気が荒かったり、色の出方が淡くて初心者が楽しむためにはちょっと難しかったりするんですよね。
でもミクロラスボラだと体が小さいし、色がはっきりと出てくる。
若干手に入りにくい事以外は、メリットしかないと思います。
ラミレジィ
ちょっと値段が高い所以外は最高。
ある程度熱帯魚飼ってきて、次なに飼おうかなっていう人におススメ。
ラミレジィとは言うものの色が複数あるので、お気に入りの色を探すのもいい。
飼い込む事で色の発色が良くなってきます。淡い色が出てきたり、鱗がメタリックに光ってきたりそれぞれのラミレジィの良さが出てきます。
個人的には20キューブとか30キューブとかの小型水槽にペアだけ入れてレイアウト組んで楽しみたい。絶対綺麗。
それでもグッピーがいい人
国産グッピーであれば楽しみ方が増えます。
自分でペアリングを作って、品種を作りだす事が楽しむ事が出来ます。
ただ結局色んな種類を入れる人はミックスグッピー状態になるから、あんまり違いはないかもしれないね。
まとめ
完全に個人の趣味で鯉科が好き。カラシンよりも色がよく出る気がするし。
メロンバーブとかランプアイとかも飼ってみると良さに気が付く場合が多い。
グッピーなんて飽きる魚飼わずに、僕がおススメしたやつを飼育した方が100倍楽しめるよ。
元アクアリウムショップスタッフが断言する。アクアリウム初心者にグッピーをおススメしない3つの理由。
熱帯魚でも飼ってみるか、ってなった時に何から買おうと思いますか。
群栄作りにネオンテトラ?それともインテリアに水草水槽?やっぱり大きくするのが楽しいエンゼル?
でもやっぱり定番グッピーが圧倒的に人気。特に初心者から。
って注文は年中ずっと受けてました。やっぱりグッピーって強いなって思います。
でも僕がアクアリウムスタッフとして働いてるうちに、グッピーって微妙すぎるってポイントが3つ浮かびあがってきました。
最近流行りの、高さが低め奥行短めに向かない
最近のアクアリウムの傾向として間違いなく水槽の小型化があります。
従来は60cm水槽(横60cm 縦30cm 奥行36cm)が普通だったのですが、現在の60cmは(60*20*36)や(60*20*25)など、横幅は維持しつつ高さと奥行きが抑えられた物が多いです。
横幅が維持されてるのは、見栄えが良いので維持されてるのでしょう。
色んな熱帯魚を入れようと思った時に見た目が美しくなりますし、レイアウトも組みやすくなるしね。
この企画の水槽(特に60*30*25)個人的には好きです。 特に小型魚とかに良いと思う。
重量も軽いし、高さがないから水替えも楽。
価格も手ごろだしコスパ最高。
ところがこれグッピー飼育しようと思ったら全然ダメ。
まずグッピーの性質として流れに弱いって部分があります。
あんだけでっかい”うちわ”がお尻についてて泳ぎが上手いわけがない。
ですが、スリム水槽についてるセットの内容としては、ほとんど外掛けフィルター。
あんな奥行の狭い水槽で外掛けフィルター使ったらどうなるか想像してください。
間違いなく滝行。しかも終わりがない。
こんなもんグッピーヘトヘトなって死ぬわ。
よくても尾ひれが割れたり、子供が弱る事になるでしょう。
良い状態では飼えない。
もし奥行きがないタイプで飼育するなら取説読んで流量を調節した方が良いです。
店員さんに聞かずに水槽セット買った人は、流れの調節をする機能がついてるのを知ってるんだろうか…。
メンテナンスの手間
飼育者なら誰しも身に覚えがあると思いますがグッピーって増えすぎる。
これが厄介。最初は増えたってのが楽しいんですよ本当に。
生まれてきたやつも”最初は”綺麗で色んな色のが生まれるしね。
慣れてきた頃に地獄が始まります。
あれ、また増えてる。あれ、また増えてる。
どんどん増えます。いつの間にか水槽はグッピーだらけ。
中身はどんどん増えますが、水槽のサイズは変わらないので水の痛みは激しくなっていく一方です。
餌も今までと同じ量じゃすまなくなり、栄養豊富なお水でコケもわんさか生えてくる。
水換え水換え水換えと、水換えに追われる日々がいずれやってきます。
水換えというか水槽のメンテナンスなんだけど。コケとりとかろ過機の掃除とか。
はーもう嫌だ。これ辞める理由。
結局長くやっていくとなるべく手間をかけたくなくなるので、勝手に増えられると凄い嫌になってくるんですよ。
最初のうちは綺麗だったグッピーも交配を進めるうちに色どんどん汚くなるし、奇形が増えてきて新しい血を入れないといけなくなるし。
でもグッピーは嫌だから他の魚入れたいなー、と思っても飼育限界迎えてるのでショップ店員にもおすすめされないです。入れても飼うのは難しいと思いますよなんて言われちゃう。僕なら言うよ。
殖やすならご利用は計画的にね。
っていうか増やしたやつをその辺の田んぼとかに捨てるな。時々明らかにメダカじゃなうやつ泳いでるだろ。
圧倒的に面白くない
最終的には飽きます。なぜなら飼い甲斐がないから。
グッピーの弱点のひとつに長期飼育していっても姿が変わらない、ないし姿の変化がわかりにくい事があげられます。
所謂色物と呼ばれる魚の弱点でもあるんですけど、わかりやすい派手な色彩が故の弱点。
例えば金魚を例に出しましょう。
金魚って長く飼う事で色々な変化が出てきます。色が変わったり、体の形が変化したり大きさも変わります。
これが金魚飼育の醍醐味なんですけど、グッピーの飼育の醍醐味ってわかりやすい派手な色彩と繁殖です。
この色彩と繁殖の楽しみって1か月近くで満たされる。
しかもどのグッピー飼っても大体同じだし。(ミックスに限ってはね)
これだと楽しみの頂点が早めに迎えられてしまいます。結果飽きるっていう。
前述べた通りに対策しておかなかった場合、新しい種類を~なんて言ってられなくなります。
はい、もう飽きました。死んだ水槽の出来上がり。
まとめ
グッピーの良さは即効性があるところです。
だからこそ飽きやすい、手間もかかるし。
僕はグッピー飼いたくないです、実際に飼うまでもないです。お店で眺めるだけで十分です。それくらいの認識。
次回は、じゃあ何がおススメやねんっていう人におススメ書きます。
ギター弾いてるのに、この漫画読んでないの?コレが今すぐ読むべき漫画
ぼくがこの漫画と出会ったキッカケは、かの有名な雑貨屋のヴィ〇〇〇ヴァンガード。
なんだこのサイケな表紙の漫画。
それが最初の印象。
あんまり漫画とか読まないんですけど、やっぱりギターが表紙に書いてあると目がいっちゃうのがギター小僧の性。
最近よくある、途中のページまで試し読み出来ますよー、って感じで置いてあったので、読んでみたんですよ。
気が付いたら買ってた。
っていうか鳥肌が止まらない。
恐ろしい物です、漫画を読んでて鳥肌がたったの初めて。ぼくの初体験。
では紹介します。
シオリエクスペリエンス
1話無料公開してます。
まず見てわかると思うんですけど、圧倒的ジミヘン感。(ちゃんと6から1弦に向かって弦が細くなってる)
そして僕が言いたいことは、
コレだよコレ!僕が読みたかった漫画はコレなんだ!
先に言います、ジミヘン出ます。その他著名なギタリスト出ます。
ロックします最高にかっこいいロックが出てきます。
特に1巻の中盤。めちゃめちゃ鳥肌出る。
学園物ですが、主人公は生徒ではなく教師。(とジミヘン)
このジミヘンの発言のひとつひとつがめちゃめちゃクールでシビれるんですよ。
”BLUESを感じねえ…”
”40数年のブランク?フッ…そんなもの弦を張り替えてる時に埋まったよ”
”魂の叫び(ブルース)に従え”
などなど、ジミヘンの天才鬼才ぶりがわかる名言があふれてます。
実際に読んでみればもっと鳥肌が立ちます。
小細工は抜きにしてこの漫画の一番のポイントは、
前述の通りアツい、とにかくアツすぎる。
ギターを弾いてるうちに忘れてしまった感情や、ギターに対する感動を思い起こされ、やっぱりギターって最高にロックでクールなんだって再び思う事間違いなし。
やっぱりジミヘンって絵になっても説得力があるよ…。
ジミヘンって誰?なギタリストでも絶対楽しめる
今の時代、ギタリストの誰しもがジミヘンを聴きニルヴァーナを聴きヴァンヘイレンを聴きって時代ではないです。
もう洋楽なんて聞かずにアジカン、バンプ、ラッド、最近だとゲスとかに憧れてギターを始める人もいるでしょう。
いやいや、もう過去の偉人なんて知らんよ…。
な、人でも大丈夫です。
その垣根を越えて魂に訴えかけてくるから。
間違いなく魂に響く物が描かれています。
もちろん漫画なので大げさな描写だったりとか、ちょっとご都合主義な部分はありますよ。
でも実際にギターで世界中に影響を与え、愛され続けている革命のギタリストの説得力の大きさ。
実際この漫画のようになったらギターでこのくらいの革命が起きてもおかしくない。
ギタリストが読まない意味がわからない。
それくらい強烈におススメします。
まとめ
ギタリストのバイブルになるであろうポテンシャルがあります。
この漫画を読めばジミヘンがどういう人物だったのか、ギターとはなんだったのかがわかります。
そしてジミヘン聴いてみたくなるよ。