元アクアリウムショップスタッフが断言する。コレが初心者におススメする熱帯魚5種類だ!
前回書いたグッピーがいかに初心者に向かないかを読んだ方、じゃあ何飼えばいいのって人多いでしょう。
superduperultraman.hatenablog.com
だから僕がセレクトしました。しかも5種も選んだ。
僕がこれからおススメする熱帯魚は、綺麗で飼いやすく勝手に増えないです。
あと病気に強くて丈夫。
では早速といきたい所ですが、その前に”飼い込み”って言葉を聞いた事ありますか。
飼い込みって要するに、”めっちゃ飼ってコイツの本来の状態になってるよ”って事。
痩せてないとか色が出てるとかね。
飼い込みって性質上、最初はグッピーより地味になります。最初は凄い地味マジで。
でも最大限に飼い込んだ個体、絶対グッピーより綺麗だから。
その分グッピーより絶対長く楽しめるよ。
この”飼い込み”が楽しめる種類を選んだので、1週間に1回くらい写真でも撮ると楽しめるんじゃないかな。水換え前に撮ってね。
※今回大きさが大きくなるって説明してるのは、飼育してれば成長を感じるよって意味で書いてあります。
小型熱帯魚で気の荒くない魚でセレクトしてあるので、混泳(色んな魚種で泳がせる)を楽しんでください。
カージナルテトラ
ぶっちゃけ乗せなくてもいいくらいの定番。
カージナルだったら”似てるしネオンテトラで良くね?”って思いますよね。
特に水草も入れてるなら絶対。
カージナルテトラとネオンテトラの違いは、色の入り方と大きさ。(値段も)
店に売ってる状態でしか見ないから、誤解しちゃうんですよ。
飼い込めば全く違う。水草の緑との対比でカージナルテトラの赤が凄く綺麗になるし、大きさが出てくる分存在感も申し分ない。
楽しむコツは殺風景よりも、水草を少しでも入れる事。
初心者だとアヌビアスナナとか良いんじゃないかな。ひとつ入れるだけで”水槽らしさ”が出るし。
チェリーバーブ
コスパ最強。飼い込み最強。定番種(基本的に在庫として常駐してる種類の事)。
この3拍子が揃ってます。1回は絶対飼育して欲しい魚です。
チェリーバーブの良さは圧倒的に飼い込み甲斐があること。
よく熱帯魚屋にいるオレンジ色の魚です。
おススメされないと、気にも留めないような熱帯魚。
しかし、めっちゃくちゃ赤くなります。赤というより真紅。
この赤い状態に持っていくまでが時間かかる。
毎日色が出てないかチェックするのも楽しいし、餌もよく食べる。
真っ赤な状態のチェリーバーブって店だとまず見れない。
熱帯魚屋の魚って基本的には長期在庫でない限り、多すぎる水の出入りで本調子ではないし、色出てるやつから売れていくからね。
カージナル定番すぎて嫌だって人、超絶おススメ。まず飼ってみ。絶対後悔しないから。
コリドラス
特に、生き物飼育>インテリア な人におススメ。
正直飼わないと楽しさがわからない所が弱点。
お世辞にも色が綺麗で水槽の主役になりますよ、とは言えないし。
コリドラスって飼ってると子供みたいに思えてくるから不思議。
普段はぼーっとしてて、餌の時になるとめちゃめちゃ活動的になる所が似てるんでしょう。クラスにひとりくらいいるおっとりデブキャラと同じ。
水槽の底にいるので、よく混泳する魚に選ばれます。
ミクロラスボラ ブルーネオン
定番種じゃないので、見かけたり見かけなかったりするんですけど、個人的に入荷した時の衝撃からセレクト。
とにかく緑が濃い。しかもギラギラ光る。
この手の色が出る魚って気が荒かったり、色の出方が淡くて初心者が楽しむためにはちょっと難しかったりするんですよね。
でもミクロラスボラだと体が小さいし、色がはっきりと出てくる。
若干手に入りにくい事以外は、メリットしかないと思います。
ラミレジィ
ちょっと値段が高い所以外は最高。
ある程度熱帯魚飼ってきて、次なに飼おうかなっていう人におススメ。
ラミレジィとは言うものの色が複数あるので、お気に入りの色を探すのもいい。
飼い込む事で色の発色が良くなってきます。淡い色が出てきたり、鱗がメタリックに光ってきたりそれぞれのラミレジィの良さが出てきます。
個人的には20キューブとか30キューブとかの小型水槽にペアだけ入れてレイアウト組んで楽しみたい。絶対綺麗。
それでもグッピーがいい人
国産グッピーであれば楽しみ方が増えます。
自分でペアリングを作って、品種を作りだす事が楽しむ事が出来ます。
ただ結局色んな種類を入れる人はミックスグッピー状態になるから、あんまり違いはないかもしれないね。
まとめ
完全に個人の趣味で鯉科が好き。カラシンよりも色がよく出る気がするし。
メロンバーブとかランプアイとかも飼ってみると良さに気が付く場合が多い。
グッピーなんて飽きる魚飼わずに、僕がおススメしたやつを飼育した方が100倍楽しめるよ。