元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

旅行時のアクアリウムはどうすべきか。やってはいけない3つの事。

長期旅行に出かける事があると思いますが、そんな時にアクアリウムは強いんですよね。1週間くらいならへっちゃらです。

では旅行、帰省前にやる事といえば。

 

結論から述べます。

何もするな。

 

1週間くらいの旅行であれば、水槽内のダメージはほとんどありません。

半年くらいアクアリウム初めてる人は水槽の中が整っているので特に問題なしです。

 

しいていうなら水換えくらいですね。いつも通りの水換え。

ついこの間始めたって人は留守番フード入れといて下さい。

 

むしろ、やってはいけない事の方が多かったりするんですよね。

下手な事をすると逆に状態崩すので絶対にやめて下さい。

 

いつもよりも餌を多めに与えてしまう

大量に餌を与えた所で水が汚れるだけなんですよ。

食べ残しが出て水が傷む、食べ残しからカビが生える→病気になる、最悪ですね。

食べきったとしても糞が出るので、結局水が傷んでしまうわけ。 

 

気持ちはよくわかりますが考えて下さい。

今日は時間取れないからって、昼ごはんを大量に食べても、夜にはお腹がすきますよね。

 

それと同じでたかが1回の食事の量を増やした所でどうにもならないんですよね。

こんな小細工をした所で全く意味がありません。

 

毎日餌を与えていて状態よく飼育が出来ていれば、1週間くらいは普通に耐えてくれますよ。安心してください。

 

逆に手抜きであげたりあげなかったりしてた人は体の状態をよく見てください。

体に厚みがあればOK、逆にぺらぺらであれば留守番フードを入れる事をおすすめします。

 

大量換水

しばらく水換え出来ないから、と大量に水換えするのも危険です。

水換えをする時に全ての水を換えない事は知ってると思いますが、いつも通りに半分水を抜いて更にもう半分水を抜く人がいます。

 

これも危険です。

いつもと違う水の変化が水槽内で起きてるわけですよ。

 

この変化が水槽内でバランスを崩すもとになる可能性があります。

例えばバクテリアが不足して水が濁ったり、魚にダメージが入ったり。

 

そしてこの変化が起きてる間、水槽内のチェックが出来ないという最悪な状況。

アクアリウムの世界では緩慢な変化は受け入れてくれますが、急激な変化は嫌います。

 

いつも通りの水換えを行っていれば問題ありません。

ろ過機の掃除も同じですが、特にろ過機はどれだけ汚れていても絶対に触ってはいけません。帰ってきてから掃除にしましょう。

 

謎の液体を入れる

水質調整剤等の薬漬けの水にする事もやめましょう。

バクテリアくらいは入れてもいいと思いますが、わけのわからん物を買ってわけのわからないまま水に投入する事も危険です。

 

先ほども書きましたが、水槽内の今までと違う事が起きるのにそれをチェックが出来ないのは危険です。

 

いくら良い状態になる”はず”とは言えど、あなたが飼育してる水槽では合わない可能性があります。

特に麦飯石、ゼオライト等は気を付けるべき。

 

まとめ

今回は長期旅行でやってはいけない事をまとめました。

 

やらないといけない事

・いつも通りの水換え

・いつも通りの餌やり

 

くらいです。

 

1週間以上の場合は完全に出来上がった水槽じゃないと厳しいですね。

誰かに面倒をみてもらうしかありません。