元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

メダカの越冬に失敗する人は基本から見直した方が良い。

水温もだいぶ下がってきて、完全に休眠モードのメダカも多いと思いますが、わかっていない飼育者の人って多い。

 

ちなみに繁殖を狙うなら越冬させた方が良いです。

やっぱり春は本格的に繁殖シーズンに入るので、グッピーと同じ楽しみ方が出来るし、グッピーが好きな人はメダカも割とツボなんじゃないかな。

 

 

屋内と屋外とやり方って違うんですよ。ただ、基本は同じ。

(1)余計な事はしない

(2)急激な変化を与えない

この2つが出来れば越冬出来ます。

 

逆に言えば、この2つがわかってないから失敗するんですよね。

屋内の場合

リビングの場合は通常飼育です。

水温が下がりきらないので、メダカが休眠モードに入りません。

冬場だけ窓辺に置くとかいう意味不明な行動は取らないで下さいね。

 

水温が中途半端で活動的ではなくなりますが、昼から夕方にかけて、水温が上がる時間に少し餌を与えると食べてくれます。

 

水換えを行う場合は、冷水にだけ気を付けてください。そのまま直入れすると水温に差がありすぎて、ショック死する可能性があるので。

 

ヒーター入れてる人も越冬の概念がなくなるので、通常飼育で。

 

ここで僕が屋内飼育で一番難しいと思う人は玄関とか廊下で飼育してる人。

個人差が凄いあるし、環境が違いすぎる。

 

リビングに近いような温度の場合は通常飼育なんですが、外に近い場合は屋外の飼育に近い感じで飼うのがベスト。

 

あくまで近い感じでって所がポイント。屋外との一番の違いは、日光が入るか入らないかなんですが、コイツが厄介な存在。

屋外の場合

こちらも基本に乗っ取りますが、メダカが完全に休眠モードに入っているので餌もほとんど食べないし、生きてるのか死んでるのかぶっちゃけ謎。

 

ですが見えないからといって、かき混ぜて探すのはダメです。

せっかく沈殿してるゴミが水中を舞います。メダカ死亡。

 

結論としては、メダカは屋外飼育の場合、ほぼノータッチで良いです。

寝てるやつに何をしたって無駄。

 

そもそもほぼ死んでるので、フンも少ない。

つまり、水換えもほとんどしなくて良いです。

水換えを行うなら量少しだけ。 

 

環境の変化に対して、休眠状態のメダカがどこまで適応してくれるかわからないから。

 

餌も食べる量が少ないのでほとんどゴミになるし、なんだったら残った餌からカビが発生してバイオハザード

 

やっちゃいけない事は、昼間は暖かい外に出しておいて夜は少しでも暖かいであろう玄関に置く事。

だいたい水温差が大きすぎて失敗するんですよ。

 

直射日光が入ると水温って結構上がっちゃいます。

で、陽が沈んだ後、冷え込みで一気に水温が下がる。

メダカさんシバき倒されます。

 

だから僕は直射日光に関して、当たりすぎないのが管理しやすいと思っていて、水が凍る状態でも表面だけなら、普通にメダカ生存できます。

 

変な気を遣わないで下さい。

過保護に育てるのか、放置で育成するのか、どっちかに寄せて飼育をしましょう。

真ん中が一番失敗する。

 

というわけで、基本を守れば越冬は誰でも出来る。変に心配するから越冬は失敗します。

 

まとめ

メダカって丈夫なんで手抜きしてる人ほど成功してたりするんですよね。

普段、見もしないくせに可哀想とかいう謎の感情を抱く人ほど失敗します。

 

ちなみに、僕はメダカの容器を発砲スチロールにしたり陶器の物にする事に意味があるか疑問。あれってどれだけ効果あんの。