元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

【めだか】ぶっちゃけ繁殖用餌いる?その使い方損してますよ。

そろそろ春が近づいて休眠状態から目覚めそうなメダカたちですが、

早めに春を見越して記事を書いておきます。

 

今回僕が言いたいのは、あなたのメダカ繁殖用の餌って必要ですか、ってこと。 

 

メダカ飼ってて繁殖興味ないです、って人いないですよね。

やっぱ醍醐味は繁殖だし。

 

時期も近くなってきたこともあり、

そろそろ、繁殖近いから繁殖用の餌買わないと!っていう人に言いますが、

 

繁殖させたいからってとりあえず使う人、マジで意味ないです。

飼育環境によっては、いつも使ってる餌でも十分繁殖できます。

 

では、どういう場合にメダカの繁殖用の餌が必要になるのか、

繁殖用の餌が最も有効的なメダカは外飼いのメダカなんですね。 

 

 

 

外飼いのメダカに効果的な理由

まず外で飼ってるメダカというのは、

厳しい低温にさらされているため仮死状態に近くなっています。

 

みんなも経験したことあるでしょ、

朝あげた餌ほとんど残って下に沈んでるやつ、あれです。

 

水温の低下によりほとんど動かないんですね。

冬になる前に蓄えたもので越冬するわけですが、

貯蓄したエネルギーは春には枯渇してるわけです。

 

よく観察してる人はすぐにわかりますが、

めちゃくちゃガリガリに痩せてるんですよ。

 

 そこで繁殖用の餌の登場。

 

裏側の成分表示を見るとわかるんですけど、

たんぱく質と脂肪分が通常あげている餌よりも、

多めに配合されていて太りやすいように配合されています。

 

エネルギーの補給を急いで行うことで、

繁殖するための体つくり手助けしているんですね。

 

ということは、すでに体が出来上がっているようなヒーターの導入されている水槽、

または暖房が効いていて室温が下がりにくい水槽には効果が薄いってこと。

 

いつもあげている通常の餌でも十分に繁殖出来ます。

 

部屋で飼ってると繁殖期がバラバラになってしまって、

冬でも当然のように卵をつけてるメダカもいるくらいですからね。

 

 

ただ繁殖用の餌は繁殖時期だけに使えない、

なんてことはなくて繁殖用の餌は栄養分たっぷりなので、

病明けのメダカにも使えたり、育成にも使えます。

 

なんとなく、あのメダカ痩せてる気がするな、ってときもおすすめ。

まあだいたい水換えした方が良いんだけど。

 

繁殖用の餌を使うデメリット

じゃあ普段から栄養分たっぷりな繁殖用の餌でいいじゃないか、

って僕みたいなずぼらな人もいると思うんですが、僕はおすすめしないです。

 

それは水が汚れるから。

 

嗜好性が高い、つまり脂肪分が多いということはそれだけ水が汚れやすくなってしまうんですね。

 

残らなきゃ影響少ないですけど、残ったときの影響はデカいですね。

水面に映る虹色のあれですよ、油膜。

 

あれで凄いわかりますね。

残れば油膜がめちゃくちゃ出ます。

 

水換えもっと面倒じゃない?

ぼくだったら餌を使い分ける方を選びますね。

まとめ

ということで春先になったら急いで買う必要もないし、なんだったら家庭によって必要ません、ということをお伝えしました。

 

僕はメダカを安定して飼うためにヒーターを勧めていたので、

僕から素直にヒーターを買った人は繁殖餌いらないですね。 

 

自分の飼育環境を見て必要がどうかを考えた方がいいと思います。

水換えのめんどくささって計り知れないし。めんどくさ。

 

僕は趣味で魚を飼ってるアクアリストですが、

やっぱり水換えは面倒だし、なるべくは水換えしたくないよね。