水槽に彩りが欲しくて水草←バカ
僕は水槽に彩りが欲しいけど、手抜きしたい人はめちゃくちゃバカだと思っています。
だってめんどくさいじゃん。食われたらゴミ出るし、ちゃんと育成出来ないと苔むしてくるし、腐ってきて汚くなるし臭くなるし。
そういう人には造花を勧めます。造花の方がいいよ。半永久的に持つ(だろう)し、コケむしてもガシガシ洗えるし、なにより育成しなくていい。
最初から最後まで完成品の綺麗な状態で水槽を彩る事が出来ますから。
水草は生き物
大前提として、水草は生き物なんですよ。飾り物ではない。
何が言いたいかというと、ただの彩りとして何も考えなしで入れると失敗しますよねって事。
光も当ててあげないといけないし、場合によっては水草用に環境を換えないといけない。しょっぼいクリップライトで育つかどうかわかんないしね。
マツモなら良いけど。
生き物入ってる水槽にまた生き物を入れるわけだから、そんなに単純に考えてはいけないわけ。
水草をキープする為には、コケ取り用にエビとかの掃除用生体が必要だし、そうすると水槽の中の生き物は増えます。
水草育成用にライトを当て始めると、ガラス面のコケも当然今までより殖えるのでコケてきます。
赤い水草を育てようと思えば水の栄養も整えてあげないと、すぐ緑に変化していきます。
手間とコストがかかるよね。まったく手抜き出来ません。
そもそも自分が水草に向いてるかどうか
僕は正直に言って水草水槽の楽しみ方が、まだよくわかっていません。
魚飼った方が楽しいじゃん、餌あげれるしわかりやすく綺麗だし、何よりペット感出る。
水草水槽ってアクアリウムなんですけど、植物なので楽しみ方が変わってくるんですよね。
じんわりと成長させていって自分だけの箱庭を作り上げるって感じ。わかるかな。
自分だけの世界が作れるのが一番の良さです。
おすすめされる謎の草カボンバ
そしてだいたいこういう時におすすめされる水草はだいたい次の三種類
僕がさっき言ったマツモは非常に育成も早く、上部な種類なんですが、いかんせん入荷が不安定な為、手に入れれるかはタイミングにかかってます。
しかし、ここで一番問題なのはカボンバです。
カボンバは難しい。適当に飼っても適当に枯れます。
本来はこれが普通なんですけどね。
アナカリスもアヌビアスも適当にライトさえ当てておけば育つんですが、カボンバはゆっくりと密度がスカスカになっていきます。そして黄色く変色していき、最後はお陀仏。
あれがなんとなしに初心者用の水草として売られている事が多いんですが、あれは”ヒーターが入ってなくてもOKですよ”ってだけなんですよね。
だから水草としての難易度は低くないんです、っていうかバコパとかより難しいんじゃないかってのが僕の感想。
アナカリスより雰囲気出るから金魚とかメダカで買ってく人多いんだけど、金魚は食べるからゴミ凄い出るだろうね、あの葉っぱだと。
まとめ
やっぱり綺麗にしていこうと思うんなら、手間とコストをかけないと綺麗に出来ません。
水草が育つ環境=コケが育つ環境なので、光を当てればそれだけ水槽の中にコケが生える原因にもなるし、場合によっては逆に今まで汚くなる、なんて事もあります。
一番簡単なのは造花。カッチカチでいかにもって感じだけどね。
でも別に悪い事じゃないです、個人で楽しむ物ですから。
僕は嫌だけどね。
それでもどうしてもやりたい人は、どんどんコストをかけて下さい。
そうすれば手間が減ります。
オトシンクルスも定番種と呼ばれてる物以外だと綺麗な種類のオトシンクルスもいるし観賞価値も高いよね。
ベタ=強いという謎の風潮。ベタは初心者におすすめしません。
ベタの魅力って大きなヒレと派手な色合いが人気で、なおかつ小さい水槽で水だけ毎日換えればOK。
なんですが、これ毎日続いてるやついるのかな。
もっといえば1ヶ月続いてるやついるのかっていう。
僕は初心者の方にお手軽にベタからどうぞっていう勧め方はしません。
なぜならベタしか楽しめないから。
つまりアクアリウムとしての楽しみ方が出来ないんですよ。
小さいスペースで飼育できますよって、本当にアクアリウムやりたい人の事考えてんのかと思いますね。
ベタは普通
ベタは確かに強い。酸欠には。
以上、終了。強い点終わり。
水の汚れに強いわけでもないから水換え手抜き出来ないし、レイアウトで水草入れても掃除用のエビとかもつつくから、水草がコケだらけになって汚い水槽の出来上がりですよ。
おまけに、遊泳性も高くないからほとんど動かない。
つまり先ほども述べた通りに、ベタの楽しみ方ってベタを楽しむわけであってアクアリウム的な楽しみ方は出来ないんですよね。
だからアクアリウムやりたいんですよー、でベタを勧めてもお客さんは続かないわけ。
ベタを勧めてくる店員はアクアリウムやりたいって人の気持ちが全くわかってない。
お客さんがベタをやりたいんですよ、って聞いてきた場合は別ですけどね。
混泳が出来ないという楽しさの手詰まり
アクアリウムやりたい人の一番の動機って混泳だと思うんですよ。
ソースとしては、僕がショップにいた時に、しょっぱなから単独飼育しか出来ない生体飼う人は稀で、ほとんどが色んな魚種を泳がせてみたいって人達が多かった事から。
店のカラーによっても変わると思いますが、感覚的には、混泳9:単独1くらい。
やった事ないし、何もわからないからお手軽で初期投資も少ないベタでいいかってなるんですけど、初心者にとって混泳出来ない事って全く楽しめないんですよ。
初心者の人にどれだけ色が~とか体型が~とか大きさが~とか説明したってまったくわかりません。
だってもともとの色とか体型がわからないし。
その説明が効くのは熱帯魚の経験がある人だけですよね。その判断が出来る基準値があるから。
そんなことよりも、色んな種類を泳がせる事が出来ますよーって言った方が遥かにイメージがつきやすい。
雑誌でもわかるし、何より水族館という存在があるから。
これで失敗しても次は、あれ飼ってみよう、これも飼ってみたい、とイメージがわくわけです。
楽しいアクアリウムになるかどうかは、間違いなく混泳出来るかどうかがカギを握っています。
これをわかっていないから、とりあえずベタどうぞーなんてわけのわからん事を言い始めるんですね。いや絶対すぐ飽きるだろ。
むしろベタの魅力に取りつかれる人は少数
僕はベタを楽しめる人って、むしろ珍しい人達だと思っています。
売り場見てもらえばわかるんですけど、凄い玄人っぽい人か凄い初心者っぽい人かのどっちかだけでしょ。
ベタが観賞魚としては優秀であり、同時にベタでしか楽しめない尖った特徴を持つ熱帯魚である事を証明していますよね。
つまり、ほとんどの初心者から中級者アクアリストの人たちが、グッピーとかプラティとかテトラとかの層に分布していて、その熱帯魚の特徴は個体による差異が少ない物と混泳しやすい物を選んで飼育してるわけです。
エンゼルでさえも混泳しにくいと伝えたら嫌がられるしね。
結局ベタから入っても途中で路線変更してネオンテトラとかの混泳出来る種類に変わっていきます。それでいいんですよ。ベタって理解が難しい生き物だし。
というわけで、僕はベタから飼育してみるのは勧めません。
まとめ
ベタって初心者向けっぽい超マニア生体。
ペット的な楽しみ方をしたい人には、おすすめ出来るかもしんないけどね。
僕なら勧めませんが。
そういう人たちには、むしろ爬虫類の方があってるしね。やっぱり触れるかどうかって心理的な距離が全く違うので。
あなたのグッピーが死んでしまう理由。
グッピーが死んでしまう理由って、そんなにないんですよ。
よく増える分よく死ぬってイメージを持ってる方がいると思いますが、そのイメージ正解です。
ソースは僕が店で働いていた時にも同じ現象が起きていたこと。
では、グッピーはなぜ死ぬのか。
ミックスグッピーの場合、管理のされ方
グッピーには大きく分けてミックスグッピーと呼ばれる雑種のグッピーと、いわゆる国産グッピーと呼ばれる血統を持つ種類があります。
簡単な見分け方として高ければ国産、安ければミックス。
まずアクアリウムをはじめるきっかけになる生体って、多くの場合がグッピーなんですが、それくらいグッピーは人気が高いわけですね。
”熱帯魚=グッピー”と言っても過言ではないんですよ。
つまりグッピーの需要はかなり高い。
この事から、グッピーは大量生産をしないと供給が追い付かないわけです。
僕が発注してた時もミックスグッピーの欠品が多かった(特に夏場)。
そうするとグッピー1匹1匹の細かい状態なんてチェックしてられないわけ。
そうなると卸されたショップの腕にかかってくるわけですが、ぶっちゃけて言うと入荷時点で状態が崩れてるグッピーは持ち直せない。
断言しますよ。入荷した次の日の朝に5~6匹くらい死んでたら、その水槽のグッピーは大量死します。
どんだけ水を換えようがバクテリアを入れようが死にます。
ショップ、もっと言えば問屋の時点で状態を整えられていないため、家に持ち帰る頃にはクタクタのグッピーになってる可能性が高いんですよね。
入荷したてのミックスグッピーは色んな色が選べて楽しいんですけど、安全性を取るなら入荷して時間が経ってた方がねらい目。
こいつらは長生きする。まあ色は選べないし、だいたい変な色だけど。
ちなみに、モザイクグッピーとか品種が書いてあっても、安いやつはミックスグッピーの中からモザイクが出現してるだけだから、次の世代では全く別模様になる可能性があります。
グッピーは強くない
グッピーって強い熱帯魚だと思ってる人多いんですけど、現実としてそうでもない。
~テトラって名前のやつの方が強いですよ。マジで死なないから。
特に水の汚れに対しては敏感です。
多くのグッピーが水槽に入ってる場合は水の汚れを疑った方が良いですね。
気が付いたら殖えてるし。
水換えする時に手抜きして水の上辺だけ交換してませんか。
そんな事してたら間違いなく死ぬよね。
水を交換する時には下側から交換していきましょう。
絶対にやらなければならないのが、砂利の中の掃除。
水槽の中でグルグルかき混ぜるなんてアホみたいな事やらないで下さいね。
これを使います、砂利の中まで突っ込んでゴミとりします。楽です。しかも汚れもしっかりと取れる。使わない理由がわかんないですね。
何もしないよりは上辺だけでも水換えした方がいいですが、どうせやるんなら、効率よく、楽にしっかりと水換えした方が言いですよね。
水の出入りが多い。
これはグッピーだけではありませんが、初心者に多いです。
特に小型水槽で飼育してる人には気を付けてほしい。
よし、落ち着いてきた、次のグッピーを買ってこよう。
これを繰り返す事で失敗します。
確かにわかるんですよ、色んな生き物を飼育してみたい気持ち。
水合わせしてショップの水を水槽の中にいれて、1週間の水換えのタイミングでも水換えしてって、いつになったらその水槽の水は落ち着くんですかね。
水換えは必要なんですが、水の出入りが多いと水が落ち着かないので、グッピーが適応出来ません。
仮に30㎝の小型水槽だったら。15l程度です。
15lといえば、一般的な大きさのポリバケツと同じ程度の容量。
このわずか15lに綺麗な水と、家の水槽に入ってた水と、ショップの水槽の水のごちゃまぜ状態で入るわけですよ。
3種類の水の中でグッピーは生きていかないといけないわけです。
それが次々とやってきます。
そりゃ水が落ち着かない限りは、グッピーも落ち着くわけがないよね。
まとめ
前回書いた記事と重複する部分もあるんですが、これが真実です。
グッピーって綺麗なんだけど、意外とめんどくさいからね。
同じようなメダカ体型の熱帯魚ならオリジアスとか凄い好き。
旅行時のアクアリウムはどうすべきか。やってはいけない3つの事。
長期旅行に出かける事があると思いますが、そんな時にアクアリウムは強いんですよね。1週間くらいならへっちゃらです。
では旅行、帰省前にやる事といえば。
結論から述べます。
何もするな。
1週間くらいの旅行であれば、水槽内のダメージはほとんどありません。
半年くらいアクアリウム初めてる人は水槽の中が整っているので特に問題なしです。
しいていうなら水換えくらいですね。いつも通りの水換え。
ついこの間始めたって人は留守番フード入れといて下さい。
むしろ、やってはいけない事の方が多かったりするんですよね。
下手な事をすると逆に状態崩すので絶対にやめて下さい。
いつもよりも餌を多めに与えてしまう
大量に餌を与えた所で水が汚れるだけなんですよ。
食べ残しが出て水が傷む、食べ残しからカビが生える→病気になる、最悪ですね。
食べきったとしても糞が出るので、結局水が傷んでしまうわけ。
気持ちはよくわかりますが考えて下さい。
今日は時間取れないからって、昼ごはんを大量に食べても、夜にはお腹がすきますよね。
それと同じでたかが1回の食事の量を増やした所でどうにもならないんですよね。
こんな小細工をした所で全く意味がありません。
毎日餌を与えていて状態よく飼育が出来ていれば、1週間くらいは普通に耐えてくれますよ。安心してください。
逆に手抜きであげたりあげなかったりしてた人は体の状態をよく見てください。
体に厚みがあればOK、逆にぺらぺらであれば留守番フードを入れる事をおすすめします。
大量換水
しばらく水換え出来ないから、と大量に水換えするのも危険です。
水換えをする時に全ての水を換えない事は知ってると思いますが、いつも通りに半分水を抜いて更にもう半分水を抜く人がいます。
これも危険です。
いつもと違う水の変化が水槽内で起きてるわけですよ。
この変化が水槽内でバランスを崩すもとになる可能性があります。
例えばバクテリアが不足して水が濁ったり、魚にダメージが入ったり。
そしてこの変化が起きてる間、水槽内のチェックが出来ないという最悪な状況。
アクアリウムの世界では緩慢な変化は受け入れてくれますが、急激な変化は嫌います。
いつも通りの水換えを行っていれば問題ありません。
ろ過機の掃除も同じですが、特にろ過機はどれだけ汚れていても絶対に触ってはいけません。帰ってきてから掃除にしましょう。
謎の液体を入れる
水質調整剤等の薬漬けの水にする事もやめましょう。
バクテリアくらいは入れてもいいと思いますが、わけのわからん物を買ってわけのわからないまま水に投入する事も危険です。
先ほども書きましたが、水槽内の今までと違う事が起きるのにそれをチェックが出来ないのは危険です。
いくら良い状態になる”はず”とは言えど、あなたが飼育してる水槽では合わない可能性があります。
特に麦飯石、ゼオライト等は気を付けるべき。
まとめ
今回は長期旅行でやってはいけない事をまとめました。
やらないといけない事
・いつも通りの水換え
・いつも通りの餌やり
くらいです。
1週間以上の場合は完全に出来上がった水槽じゃないと厳しいですね。
誰かに面倒をみてもらうしかありません。
元アクアリウムショップ店員が断言する。あなたのグッピーが増えない理由。
ここまで散々グッピーが増えると言っておいて、まだ増えない人がいるようです。
superduperultraman.hatenablog.com
はよ増えて欲しい。そういう時に限って産まなかったりするからグッピーってあまのじゃくだよね。
グッピーがどうしても増えない人は以下の点に気をつけてください。
環境が整ってない
まず増える為には環境作りから。
水も汚いし、テレビの横だし、歩く時の振動が伝わるような場所じゃさすがに増えません。
つまりグッピーさんが増えるのをためらうくらいにストレスが多いわけ。
クソな環境で飼育してるから、増えるわけがないんだよね。
必ず水の状態は整っていること、掃除もしていること、落ち着いた環境を提供してあげれてるか確認して下さい。
ろ過機による水の流れが強すぎる
最近流行りのスリム(奥行きがない水槽)で、ロー(高さが低い)水槽の場合に多いんですけど、ろ過機の力が強すぎて増えないんですよ。
滝のように流れてる水の流れに必死に抵抗してるから、疲れちゃって増やす余力がない、とイメージするとわかりやすいですよね。
スリムローに多い壁掛けタイプのろ過機は水の強さが調節できます。(一部出来ない)
このつまみを調節して水の勢いを弱めましょう。
なんとなく強めに使ってる人多いですが、増えないだけです。やめましょう。
オスが多い
鑑賞価値を取りすぎて、オスが多いと増えません。
そりゃ産まれるのは母体からなんだから当たり前だよね。
僕が1番お客さんに進めてたのは1:1の割合で飼育するのではなく、メス3:オス2です。
増やすのが楽しい人はメス2:オス1でも良い。
とにかくメスを多く入れないと増やす事が出来ない。
増えるコツ
水温は高めに27度から28度。これは必ずやった方が良い。
グッピーは変温動物です。水温=体温。
体温が上がれば代謝が上がります。代謝が上がれば餌もよく食べます。
そしてそれが、産卵に繋がっていきます。
そのぶん寿命も縮む傾向にあるんだけど。
ヒーターを買う時に奮発して、温度が調節出来る物を買うだけで増えやすさが全く違うわけですね。
オートヒーターは安いんだけど、こういう時に不便。
特に寒くなってくるとヒーターの温度がイマイチ上がりきらなくて、増えにくくなる。
どうしてもオートヒーターが良いって人は自分の持っている水槽より少し大きめサイズの容量を買うと、温度のキープ力が全然違うので使ってみる価値あり。
まとめ
(1).水を整える
(2).ろ過機を適切な強さにする
(3).メスを多く導入する
(4).水温を高くする
この4つを守ればあなたの水槽もグッピー天国、いやグッピー地獄でしょう。
一度増えはじめると鬱陶しいくらいに増える。
間違いなく後悔するので気をつけて下さい。
元アクアリウムショップ店員が勧める。アクアリウムに飽きたら
唐突にその瞬間はやってきます。
つまんね、もうグッピー増やすの飽きたわ。
水換えめんどくさい。
水草育てるの飽きた。
まあグッピーはつまんないよって散々言ってるから、いないと思うんだけど。
では飽きた時に何をすべきなのか。
系統を変える
水草水槽なら生体育成水槽に、逆もまた然りです。
水草育てるじっくり系の水槽なら、シクリッドなどの成長早めの水槽にすると今までと違った変化があって楽しい。
逆に生き物の水槽の人は水草水槽にして、思い切って生体を抜いてみるのもあり。
ジワジワと水草が成長していくので、手も抜けるし時々見たときの成長が楽しいですね。
色物を辞める
色物は本当につまらないです。殖やすくらいしか楽しみがない。
グッピーとかプラティとかモーリーとかね。
水槽に入れた瞬間に水景が完成してしまうから、その後に見る楽しみが全くないんですよね。変化ないし。
最初は地味だけど、育成して長期飼育するのが楽しいレインボーフィッシュの仲間はアクアリウムの醍醐味です。
店で買うときの見た目なんてほぼサバなんですよ。鯖ね。
ですが飼育を続けてると最初と全然色味が変わってくるんですよね。
だからレインボーフィッシュは飼育するとなかなか長い間楽しめますよ。
レイアウトを変える
いっそのこと全部変えるのも全然ありです。
アクアリウムがつまらなくなる原因って水槽の中に変化が起きなくなるから、つまらなくなるんですよね。
そして、そのまま水槽は物入れになる。
せっかく水槽あるんだから変化を楽しみましょう。
底砂を変えてもいいし、ろ過機を変えても良い。
思い切って海水魚にしてもいい。
水草を全部捨てて新しい物にしても良い。
このくらい変化をつけると、また手をかけたくなります。
個人的には金魚もいい。
ちょい高めの金魚を飼育すると、形も違うし色味も全然違うし育成も楽しい。
まとめ
アクアリウムは構造上長く続きにくい。
楽しみ方が受動型の楽しみ方だし、繁殖できる物は種類が限られているし、自分で作り出せないしね。今はメダカがあるか。
手をかけすぎると調子を崩すので、手をかけすぎない方が調子良くなるのも原因です。
言ってしまえば、やる事がないんですよね。完成してしまったら、死なないようにキープする事くらい。
これが楽しかったらアクアリウムに向いていると言えます。
趣向を換えたかったら爬虫類とか両生類も面白いです。
飽きて当たり前。続いて凄い趣味。
元アクアリウムショップ店員が断言する。水草水槽始めるなら今すぐ手に入れろ。
アクアリウムといえば2パターンの水槽が存在していて、"生き物水槽"なのか"水草水槽"なのかによって買い揃える物、導入する物が変わってきます。
特に水草水槽においては生体兵器を導入するか否かが成功の鍵を握っているんですよ。
っていうか生体に頼らないと無理。
部屋に美しい水景を作り上げたいなら必須です。
ミナミヌマエビ
アクアリウム界の掃除屋です。
エビの範囲はほとんど万能なんじゃないかと思います。
さすがに黒いコケは食べないけど、茶色と緑のはよく食べる。
コイツかヤマトヌマエビを入れないと、水草水槽を作り上げる事なんてまず無理ですね。
鬱陶しいコケに悩まされながら、すぐ辞めてしまうでしょう。
ミナミヌマエビとヤマトヌマエビは、身体の大きさが違うので、掃除をする量が全く違います。
体感的に1.5倍から2倍くらいは違いますね。
しかし、さっさと綺麗にしてほしいからってヤマトヌマエビを選ぶのはアホ。
早く綺麗になるけど、早めに食う物なくなります。
結局餌の量増えて水が汚れるみたいな。
超意味ないです。
だったらミナミヌマエビを多数飼育した方が良い。
掃除量は違いますが、ミナミヌマエビは繁殖します。
しかも割と簡単。儲けもんじゃん。
小型の30cm水槽くらいならミナミヌマエビで十分です。
ヤマトヌマエビだとコケ掃除のやりすぎて、荒れる場合もあるので注意しましょう。
オトシンクルス
オトシンクルスの掃除範囲は茶ゴケ。
葉っぱとかが茶色くなってモヤっとした物がくっつくでしょ。あれ。
この茶ゴケに対して最も有効なのがオトシンクルスです。
よく掃除もするし、ヌマエビ類と違って種類もいくつかいるので選ぶ自由があるのが良い。
あと、おたまじゃくしみたいで可愛いしね。
しかしオトシンクルスのデメリットは数をコントロールしないとすぐ餓死する所。
草食魚用フードを食べてくれれば長生きしてくれるんですが、全員が全員餌付くわけではないので、そこだけネックです。
だんだん数が減っていって最終的に消えるのがよくあるパターン。
使い所が肝心の石巻貝
ぶっちゃけ使い捨てです。
水槽のガラス面綺麗にしてもらったらさよならって感じで。
石巻貝を長持ちさせるのってまあまあ難しいんですよね。
気がついたらすぐ空っぽになってるし。
増えるのが嫌なら石巻貝ですが、増えてもいいならタニシのが便利です。
うざいんだけどね。
まとめ
アクアリウムにおける掃除屋は必須です。
勘違いしてる人もいますがコリドラスは掃除しないし、フンを食うような生き物でもありません。
バクテリア以外でうんち食うやついんのか。
下に落ちるような餌は食うけどね。