元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

水槽に彩りが欲しくて水草←バカ

僕は水槽に彩りが欲しいけど、手抜きしたい人はめちゃくちゃバカだと思っています。

だってめんどくさいじゃん。食われたらゴミ出るし、ちゃんと育成出来ないと苔むしてくるし、腐ってきて汚くなるし臭くなるし。

 

そういう人には造花を勧めます。造花の方がいいよ。半永久的に持つ(だろう)し、コケむしてもガシガシ洗えるし、なにより育成しなくていい。

最初から最後まで完成品の綺麗な状態で水槽を彩る事が出来ますから。

 

 

 水草は生き物

大前提として、水草は生き物なんですよ。飾り物ではない。

何が言いたいかというと、ただの彩りとして何も考えなしで入れると失敗しますよねって事。

 

光も当ててあげないといけないし、場合によっては水草用に環境を換えないといけない。しょっぼいクリップライトで育つかどうかわかんないしね。

マツモなら良いけど。

 

生き物入ってる水槽にまた生き物を入れるわけだから、そんなに単純に考えてはいけないわけ。

水草をキープする為には、コケ取り用にエビとかの掃除用生体が必要だし、そうすると水槽の中の生き物は増えます。

 

水草育成用にライトを当て始めると、ガラス面のコケも当然今までより殖えるのでコケてきます。

赤い水草を育てようと思えば水の栄養も整えてあげないと、すぐ緑に変化していきます。

 

手間とコストがかかるよね。まったく手抜き出来ません。

そもそも自分が水草に向いてるかどうか

僕は正直に言って水草水槽の楽しみ方が、まだよくわかっていません。

魚飼った方が楽しいじゃん、餌あげれるしわかりやすく綺麗だし、何よりペット感出る。

 

水草水槽ってアクアリウムなんですけど、植物なので楽しみ方が変わってくるんですよね。

じんわりと成長させていって自分だけの箱庭を作り上げるって感じ。わかるかな。

自分だけの世界が作れるのが一番の良さです。

 

 

おすすめされる謎の草カボンバ

そしてだいたいこういう時におすすめされる水草はだいたい次の三種類

アナカリス、カボンバ、アヌビアスナナ

 

僕がさっき言ったマツモは非常に育成も早く、上部な種類なんですが、いかんせん入荷が不安定な為、手に入れれるかはタイミングにかかってます。

 

しかし、ここで一番問題なのはカボンバです。

カボンバは難しい。適当に飼っても適当に枯れます。

本来はこれが普通なんですけどね。

 

アナカリスアヌビアスも適当にライトさえ当てておけば育つんですが、カボンバはゆっくりと密度がスカスカになっていきます。そして黄色く変色していき、最後はお陀仏。

 

あれがなんとなしに初心者用の水草として売られている事が多いんですが、あれは”ヒーターが入ってなくてもOKですよ”ってだけなんですよね。

 

だから水草としての難易度は低くないんです、っていうかバコパとかより難しいんじゃないかってのが僕の感想。

 

アナカリスより雰囲気出るから金魚とかメダカで買ってく人多いんだけど、金魚は食べるからゴミ凄い出るだろうね、あの葉っぱだと。

 

まとめ

やっぱり綺麗にしていこうと思うんなら、手間とコストをかけないと綺麗に出来ません。

水草が育つ環境=コケが育つ環境なので、光を当てればそれだけ水槽の中にコケが生える原因にもなるし、場合によっては逆に今まで汚くなる、なんて事もあります。

 

一番簡単なのは造花。カッチカチでいかにもって感じだけどね。

でも別に悪い事じゃないです、個人で楽しむ物ですから。

僕は嫌だけどね。

 

それでもどうしてもやりたい人は、どんどんコストをかけて下さい。

そうすれば手間が減ります。

オトシンクルスも定番種と呼ばれてる物以外だと綺麗な種類のオトシンクルスもいるし観賞価値も高いよね。

 

アクアリウムを楽しむ為に、水草は必須ではありません。