元アクアリウムショップスタッフが断言します。

28歳。元アクアリウムショップスタッフ。アクアリウムを中心にギターやテレビの事も書きます。ブログ名の変更に伴い、記事タイトルも省略します。

ぶっちゃけ1番コスパいいの外部フィルターでしょ。

熱帯魚の飼育には絶対にろ過機が必要です。

これがないと飼育出来ないよね。

水を綺麗にすること、水を動かして酸素供給を行うという重要な役割があります。

 

つまりろ過機が熱帯魚の飼育の全てを握ってる、

と言っても過言じゃないんですよね。

はいこれ大事。

 

でもろ過機って色んな種類があって、

  • 投げ込み式
  • 外掛け式
  • 底面ろ過機
  • 上部ろ過機(上部フィルター)
  • 外部ろ過機(外部フィルター)

と、だいたい5種類ほどのろ過機があるわけですが、

1番ろ過能力が高いのってどれかわかりますか。

 

いつも読んでくれてる人ならわかると思いますが、

外部フィルターが1番ろ過能力が強く、

そして何より、手抜き出来るんですよ。

手抜きってめっちゃ大事ですよね、その分高いんですけど。

 

その一方でデメリットってのもあったりするんですけど、

中型水槽より大きいものが向いてるということと、

 

本体価格が高め、メンテナンスの面倒さっていうのがあります。 

特に物理フィルターを採用してる場合はメンテナンスめんどい。

掃除するときに分解しなきゃいけないからね、

 

でも別に物理フィルター入れなかったら問題ないんですよ。

生物ろ過100%のろ過機にする。

 

その一方で外部ろ過機を使うメリットがめちゃめちゃデカい。

これ読んだら外部フィルター欲しくなるよ。

 

外部フィルターの強味

ろ過能力の高さ

まず外部フィルターって通常の水槽に搭載できるろ過機の中では、

最もろ過能力が高いです。

 

外部フィルターはその名前の通りに、

水槽の外側にろ過機を設置する物のことを言いますが、

 

外部に設置することでろ過機のろ過部分の面積を大きくすることが出来て、

ろ材をたくさん入れることが出来るんですよね。

 

ろ材を多く入れることが出来る=水を綺麗にする能力が上がる

 

海水魚とか水をよく汚す生体を飼ってる人は、

外部ろ過機を使ってる人も多いんじゃないかな。

 

生体が多い水槽にも外部フィルターおすすめ。

 
ろ過機自体の寿命の長さ

外掛け式のフィルター使ってる人とかに多いと思うんですけど、

気がついたらモーター死んでません?

大半がメンテナンスせずにそのまま使っちゃうから死んでるんだけど。

 

外部フィルターってそもそものモーターの品質が良いので、

その倍以上は普通に使えるんですよ。

ちなみに、うちの外部フィルターほぼノーメンテで5年動いてます。

 

全部のフィルターに言えることなんですけど、

買い替えてろ材詰めなおしたり、新しくするのって、

めちゃくちゃめんどくさくないですか。

 

しかもカスタムしてない人ってろ材もリセットされるわけで、

めっちゃ魚にもストレスかかるんですよね。

水臭いし濁るし。

 

この2つのストレスが少ないのって、

寿命が長い外部フィルターのメリットなんですよ。

 

外部フィルターはめちゃくちゃ丈夫。

 

水景が自然

他のどのフィルターとの1番の違いは水槽の外におけることなわけですが、

これは水景にとっても1番のメリットで、

水槽の外側にろ過機を置けることで、

 

水槽の中が1番スッキリとして見えるんですよね。

レイアウトによっては本当にホースも見えない。

 

そして水槽の上側に何も置かないことで、

照明装置が目いっぱいにおけるんですよ。

 

水槽の上になにも置かないということは、

影が出来る部分がほぼなくなるので、

水槽の内部をしっかり明るく照らすことで出来る。

 

つまり、より美しく水槽の中を彩ることが出来るんですね。

外部式フィルター最強。

 

まとめ

1番熟練のアクアリストっぽい見た目なのに、

初心者でも使いやすい最強のろ過機。

 

でも外部ってマジで全然使ってる人いなかったですね。

初期コストが高いのが原因だと考えられますが、

 

ずっと使えること、ろ材をリセットする手間とか考えると、

外部式フィルターの方がコスパ良いんですよね。

絶対おすすめ。小動物はうさぎで決まりでしょ。

動物っていっぱいいるんですけど、

みなさん何が好きですか。

 

色んな動物がいますけど、

僕はダントツでうさぎをおすすめしたいんですよ。

飼育のしやすさ、見た目の良さも含めてうさぎ最高。

 

うさぎって寂しいと死ぬんでしょ、

って人たまにいるんですけど、

そんなわけないんですよね。

 

普通に生きてますよ、全然懐かないだけで。

 

そこで今回僕がうさぎをなぜおススメするのか理由を説明します。

うさぎをおすすめする理由

 臭いがまったくない

まず僕が言いたいのは、

うさぎって無臭で、人によっては良い匂いって人もいることなんですよ。

 

これ全然イメージわかないでしょ。

毛のある動物特有の獣臭ってのが全然ないんですよね。

マジで無臭。

 

なんでかっていうと完全草食動物だからなのよ。

我々人間もそうなんですが、

肉食ってる動物ほど体臭が出てくるんですよ。

動物性のたんぱく質、脂肪ってのが臭いの原因になるわけ。

 

ところがうさぎが食べるものって、

1日3回食べるごはんと牧草のみ。

 

そのご飯も主な成分はチモシーと呼ばれる牧草で、

臭いの元になる動物性の物を摂取することがほとんどないんですね。

 

これは逆でも言えることがあって、

なんか臭ってくるうさぎって食生活に問題がある可能性があるんですよ。

牧草食べてないとか、ご飯のあげすぎとかね。

  

食生活の改善だけで臭いがしないうさぎ、最高。

もし、ちょっと臭ってきたとしても絶対にお風呂はダメですよ。

 

匂いがないっていいよね。

部屋の中も臭わないし。

 

賢い、懐く

うさぎってちゃんとトイレ覚えるんですよ。

まあ覚えるというか習性を利用するって感じなんですけど。

 

うさぎ用のトイレを使ってケージの端っこの方に設置してあげれば、

しっかりと同じ場所でおトイレします。

 

たまに逆側にする子もいるんですが、

逆でトイレをした場合は逆側にトイレを設置するのもあり。

こだわりの強い子もいたりするし、状況に合わせてあげると良いよね。

 

それにうさぎって感情豊かで機嫌が良い時はぷくぷくと音を出すし、

怒ってるときはブーブー言います。地団太する。

 

ちゃんと懐いてる子は撫でろって要求もしてきますよ。

懐いてる子はね。

 

大事なのはちゃんとお世話をしてあげることで、

関係性を気づくことが大事なんですよ、人間と一緒です。

 

飼育が楽

トイレも覚えるし臭いもしない、よく懐いてくれるってことに合わせて

毎日のメンテナンスっていうのも凄い楽。

 

うさぎの糞ってコロコロのビー玉みたいな糞なので、

トイレにこびりつかないし、おしっこもトイレ砂がしっかりと吸ってくれてるので、

ゴミ箱にひっくり返してポイするだけで済むんですよ。

これでお掃除終わり。

 

それに鳴き声もほとんどないのでお部屋の中も静かだし、散歩も不要。

ケージの中で飼育するのが主になるので、部屋が汚れる心配もないですね。

まあ牧草には注意なんだけども。

これすっごい楽ですよね。マジで。

 

大きさがある生き物が欲しいけど、

猫とか犬は大きすぎる、匂いと鳴き声も気になるし。

 

って人にはマジでうってつけ。

それと一人暮らしの人。

 

1人暮らしも慣れてきて、

なんとなく寂しくなってきたって人が

うさぎ見てる人が多かったですね。

やっぱいいよねうさぎ。

 

まとめ

というわけで、今回はアクアリウムじゃなくてうさぎの話。

 

うさぎってどういう生き物なの?

見た目は可愛いけど、実際の生態はよくわからないって人向けに書きました。

 

うさぎってめちゃくちゃ飼いやすい小動物なんですよ。

癖も少なくて取り扱ってるお店も多いし、

飼育も楽。

 

僕もうさぎ飼いたいんですけど、

すでに熱帯魚爬虫類がいてさすがにもう飼えないんですよね。

ずぼらなんで絶対手が回らんし。

熱帯魚と爬虫類の共通点。毛のある生き物との違い。

どうも。

アクアリストと爬虫類飼育者って結構近いところにいると思っていて、

爬虫類系のイベントでも、ベタとかテラリウムのレイアウト組んでたりしますよね。

 

言ってしまえば両方ウロコがある、というだけなんですが、

感覚的には結構近いものがあります。

僕も爬虫類と熱帯魚と両方飼育してるし。

 

今回熱帯魚と爬虫類の飼育感覚の似てる点とは

なんなのかを分析してみました。

 

アクアリウムと爬虫類の共通点

観賞がメイン

爬虫類もアクアリウムも観賞してる時間が1番長いですよね。

爬虫類は触れますけど、触ってる時間って凄い短いし。

 

じゃあ何を楽しんでるのかというと、

鑑賞と飼育環境の構築なんですよね。

 

飼育環境の構築ってのは、

要するにレイアウト。

 

アクアリウムしかやってこなかった人は、

わからないかもしれないですけど、

 

みんなめちゃくちゃ色にこだわって飼育をしてるんですよね。

爬虫類も色が出てきたとか、退色してきたとか、

必ず色の話が出てくるんですよ。

 

色でいえば説明しなきゃいけないのは、

爬虫類には"モルフ"と呼ばれる、

同じ種類でも柄、色が違うものがいるんですが、

自分の好きなモルフを探して色んなイベント、お店を回ってるんですね。

僕も色を見て選んだり楽しみますし。

 

毛のある生き物だと、ないですよねこの感覚。

色よりも個体と人間との相性だったり、

一目見たときの印象だったりが大きいんですよ。

 

そして爬虫類の中でもヤモリ、カメレオン飼育者はレイアウトを作ってる人が多く、

自分だけの飼育環境にしてる人も多いです。

 

結局のところ、どれだけ目で見て楽しめるかを重視しているところが、

爬虫類とアクアリウムが近いところですね。

 
世話の楽さ

例えば犬とか猫なんかって痩せすぎてないか、

逆に太りすぎてないかって見る必要があるじゃないですか。

 

でもアクア、爬虫類ってざっくりいうと、

太ってれば良いんですよね。

むっちり体型ベスト。

 

痩せすぎは良くないのは全ての生き物そうなんですが、

爬虫類とかアクアっておやつの概念がないので、

しっかりと餌だけ与えてれば太りすぎなんてないんですよね。

 

アクアに関しては水が汚れるってのもあって餌のやりすぎ注意だし。

なにより毎日掃除する必要がないってのが楽。

 

1週間程度の旅行なら問題ないのも良いね。

熱帯魚も毎日餌あげてれば、

1週間くらい餌あげなくても全然生きてますよ。

 

むしろ下手にあげすぎると、

水が汚れたまま1週間過ごすことになるので、

そっちの方がダメ。

 
お互いに干渉しない

性格って人間も動物もあるんですけど、

毛のある生き物って一緒に寄り添って生きていくじゃないですか。

飼い主も動物側も同じ空間にいる。

 

でも爬虫類とかアクアって、

同じ空間にいても全然寄り添ってないんですよね。

 

飼育ケージを同じ部屋においてるのに、

一人暮らししてる人2人ぶん、みたいな。

 

つまりは干渉しすぎない距離で生きてるので、

密な関係が疲れない、ということ。

これってウロコのある生き物にしかないメリット。

 

1人で生きてるのが好きだし、

過干渉は疲れる。

 

でも生き物は飼ってみたい。

みたいな人が飼育を楽しめる。

 

僕は熱帯魚、爬虫類飼育って向き不向きがあると思っていて、

水族館を楽しめる人でさらに魚類、甲殻類で楽しめる人。

もっと簡潔にいうと触らないでも楽しめるかどうか。

 

ペンギンとかイルカは楽しみ方としては小動物に近いので、

ペンギン、イルカを見て心が躍る人は毛のある生き物の方が楽しめますよ。

結局のところ哺乳類、鳥類だし。

 

まとめ

生き物はそれぞれ楽しみ方がありますが、

アクアリウムと爬虫類は飼育感覚としては近い物がある、という話でした。

 

濃い関係性に疲れてみた人、

爬虫類、熱帯魚にチャレンジしてみては。

ペットショップの裏側の話

どうも。

ペットショップに対してどんな印象を持ってますか。

 

最近のペットショップのヘイト凄くないですか。

わざわざペットショップ行かなくても、

犬とか猫はもらえる、って意見が増えてきてますね。

 

ちなみに僕が働く前はペットショップって楽しそう、

くらいのアホなイメージしか持ってなかったです。

THE能天気。実際楽しかったんですけど。

 

動物業界って資格が必要な場所が多いんですが、

ペットショップに限ってはそういうこともなく、

やる気だけが条件。

 

前提として、

・場所によって変わる

・あくまで僕が担当していたアクアリウムと小動物に限定される話

ということはおいておきます。

 

給料は安いし拘束時間は長め

基本給が少ない、手当も少ない。

みなし残業つき総支給額20万でした。

 

そして何よりボーナスなし。

交通費は出ましたけど。

 

次に休日。

お店の規模感にもよりますが、

社員1名~2名とバイトとパートで運営しています。

 

社員1名のところはどうしても出勤せざるを得ない日が出てくるので

週に1日だけ休み、代休は取れたり取れなかったりとまちまち。

 

待遇面は正直悪いですよ。

人間関係は良くて仕事内容は楽しい、

だけどお給料だけどうしてもって不満が多かったです。

僕自身もね。

 

仮に、社員になりたいって人が出てきても全体の枠が決まっていて

空きが出ないとなれない、って制度が取り入れられていて

社員試験を受けても結局社員になれなくて辞めた人もいました。

 

クソオブクソ制度。

だったら空いたときに試験やれよっていう。

 

人はいないのに社員の枠がないから、

店舗に常駐出来る人がいなくて詰んでる店舗もありましたね。

 

そういう店舗は、管理が回らないので生体がいない、

結果的に売り上げも悪い、っていう悪循環に漏れなくはまってましたけど。

 

アクア小動物よりも犬猫の方が厳しい

小動物の中でいえば、

エキゾチックアニマルと呼ばれる珍しい動物が単価が高いわけなんですけど、

基本的にエキゾって専門店レベルじゃないと回転率悪いんですよね。

 

定番生体のハムスターうさぎ小型インコ類がメインの売り上げで、

たまにチンチラが売れる、みたいな感じ。

でも小動物ってそんなに単価が高くないですよね。

 

それに比べると犬とか猫って1匹辺り何十万という売り上げでしょ。

当たり前ですけど会社の方もそっちに力を入れるよねっていう。

 

トリミングもあったりするので、

売り上げ貢献度は犬猫>小動物アクア 

 

結構月の売り上げとかも言われてたみたいですよ。

僕は関係なかったので他人事。

 

当時から、

そんな毎月毎月売れるわけないでしょ、

ましてや生き物だしアホくさ、とは思ってましたけど。

 

 売れない動物たちと亡くなった動物

おそらくこれが1番気になる項目でしょう。

売れない子たち、亡くなった子たちはどうしているのか。

 

売れない子たちはいない、

亡くなった子たちはちゃんと供養しています。

 

たまに生後半年以上経過してる子もいるじゃないですか。

それはそれでスタッフも愛着がわくのでちゃんと可愛がりますし、

繁殖目的で大きい子を探してる人達もいるので、

売れ残った子は処分なんてことは一切してないです。

 

ちゃんと飼い主が見つかるまで販売してますし、

それでも売れなければ別な店舗に移動したりして、

売り切っています。

 

だいたいお店のアイドルみたいになってきて、

それはそれで売れていきますけどね。

 

次に亡くなった子たちですが、冷凍保存して本部に回収、

または通常の廃棄物とは別で捨てたりしてますが、

年に1回しっかりと供養しています。

捨ててそのまま、なんてことはない。

 

特にいくらか店舗を持ってる規模間ほど、

こういうことをやってます。

僕は違うショップで2店舗経験しましたが両方とも供養してました。

 

まとめ

好きだから給料安くても良いでしょ、

みたいなクソ概念は早くなくなって欲しいです。

 

本当に売り上げがないんだったら、

上司の人だけボーナス出ないでしょ。

 

 

正直アホだとしか思えないので辞めてください。

僕はいつも販売するとき、

導入には1番気を付けてくださいよ、

と言って販売していたのですが、

 

それくらい環境が及ぼす影響というのは大きく、

特に産まれたばっかりの小さい子は成体よりも、

さらに注意が必要です。

 

ということを前置きしておいて、

それをわからないでやっちゃう人が結構いるんですよ

いやいや、それやっちゃうとダメでしょ、みたいな。

 

このブログを読んだ人は絶対にやらないでくれ。

 

鳥拾う人

特に春先にめちゃくちゃ多いんですけど、

鳥のヒナを拾わないでください。

特に高齢者。

 

近くに親鳥がいて子供の様子を近くで見ていますが、

人間が近くにいることで逆に子供を助けてあげることが出来なくなってるんですよ。

 

もっといえば助けてあげたとしても人間の臭いがついているので

野生に帰っても仲間になじめず上手く生きていくことが出来なくなる。

 

一度飼育してしまうと終生飼育、

つまり命が終わるときまで飼育してあげないといけなくなります。

 

それを自分で行うのか野鳥の保護センターで行うのか、

どちらにせよ自然の中を生き抜くことが出来なくなります。

 

ちなみに野鳥の場合飼育する場合は申請が必要ですが、

ほとんどの場合は許可が降りないとか。

 

僕はペットショップの人間だったので詳しくはわかりませんが、

間違いなく言えるのは、簡単に野生の生き物に手を出すなということ。

 
魚をお店に連れてきた人

マジかよって思いましたよ。

でもいるんですよ、そんな人。

 

病気かもしれないから見てくれって、

それが1番ダメなんですけど。

 

まずこのブログで常々言ってますが、

魚の飼育をすることは水の飼育をすること、

飼育環境はなるべく一定に保ちましょうと。

 

一定もクソもあったもんじゃないでしょこんなの。

環境変化しまくり。

 

基本的には病気の場合写真を撮ったり、

どういう状態かを説明してくれた方が良いです。

持ってくるなんて言語道断。

 

「飼えないから」販売店に戻してくる人

飼う時には必ず最後まで飼いましょう、

これが出来ない人が多い。

特に魚に関しては別にいいでしょ、って人が超多いんですよ。

 

いや熱帯魚も、毛のある生き物も一緒でしょ。

飼育をするときには最後まで飼わないといけないです。

 

たまにいるでしょ、近くの川に逃がしたとかいう人。

本当にアホですよね。

 

正直販売店からすればそのまま販売出来ますけど、

多くの販売店員は終生飼育が出来ないなら

飼育して欲しくないと思っています。

そしてこういう人に対しては販売したくない。

飼うなよマジで。

 

病院じゃなくて販売点につれてくる人

なにがしたいかわからん。

こっちが出来るのは販売と飼育の方法の説明までなんですけど。

 

病気かもしれない、ということはわかっても断定は出来ないし、

何より処置が出来ない。感染症の類ならなおさら連れてくるな。

 

お店で販売する個体は必ず健康状態を見てから販売してましたし、

状態が悪そうなら裏に下げて調子が良くなるまで販売はしないです。

 

だから販売するときには健康な状態でお渡ししています。

そこから病気が出たとしても、後天的なものでお店に言われても困るし、

それについて保証も出来ないし、その説明もしてる。

 

わかっておいて欲しいのは生き物はいつか死にますが、

それが明日かもしれないということです。

 

生き物は同じ種類でも違う性格だし、

違う状態だってことを理解できてないんですね。

全ての生き物が一生涯健康でいられるわけじゃない。

 

病気かもしれないと思ったらお店じゃなくて病院に連れて行って下さい。

 

まとめ

 今日の内容は読んだ人にやってほしくないことを記事にしたわけですが、

意外と多いんですよ、やってしまう人。

 

売店はあくまで販売することだけが仕事で、

治療は出来ないし、野鳥の保護も出来ないです。

なぜ。夏の方が飼育が難しいのに夏場に増える金魚飼育者

夏場の方が金魚飼育は難しい

これってアクアリストの間では割と浸透してることだと思うんですけど、

アクアリストじゃない人との間に凄い認知の差がありますよね。

 

これから始める人は夏こそ金魚でしょ、みたいな。

金魚すくいもあるし、お店も夏の方が盛り上がるしね。

まあ1番の理由は金魚の繁殖時期が春で金魚がよく殖えるからだけど。

 

でもそこが落とし穴で、

絶対に金魚飼育始めるなら夏場よりも春か秋なんですよ。

飼育難易度って意味で言えば、夏場の飼育は高くなっています。

 

金魚がよく食べる

温度が上昇することで、

金魚の代謝がよくなって金魚がよく餌を食べるようになります。

 

僕が普段水槽にはヒーターを入れた方がいいよ、

と言ってる理由のひとつでもあるんですが。

 

よく食べるということはよく糞をする、

つまり水が汚れる、ということでもあるんですね。

 

気が付いたら金魚が凄い弱ってる、なんてこともザラ

水が傷む

そもそも他の季節に比べると水が傷みやすいです。

食べ物も夏の方が腐りやすいでしょ。あれが水でも起こります。

 

特に水槽立ち上げ当初のバクテリアがいない状態の水槽は、

金魚にとって本当にただの水の中につっこまれてるだけなので、

住みにくい環境です。

 

住みにくい環境の水が傷むの早いので、

もっと住みにくい環境になりますよね。

 

金魚is dead

 

にごりもそうだし臭いが出てくるのも早いです。

水換えをしっかり行うことと状態は良く見る事。

 

金魚の入れ替わりが早い

これ裏事情みたいな話なんですけど、

今回ぼくが最も言いたいことはこの話。

 

みんなが同じこと考えるので、夏場って飛ぶように金魚が売れるんですよ。

金魚5割メダカ3割熱帯魚1.5割海水魚0.5割くらいの割合

 

そうすると入荷したら売れて入荷したら売れて、

と早いサイクルで金魚が回るんですが、

こんな状態で安定してる金魚のはずがないんですよね。

 

水合わせしたらすぐちょうだいって人もいるくらいです。

絶対良くないと思うけど。

 

まず問屋の水槽から輸送されてショップの水槽で水合わせして、

その後にみなさんの水槽に入るという流れになりますが、

 

この流れが早いと、

金魚の体に水がなじみ切る前に次の水にされてしまうんですよね。

特にショップからみなさんのお家への部分。

 

これは生き物の鉄則だと思ってるんですけど、

長期在庫は状態のいい証拠でもあるんですよ。

金魚に限らずね。

 

店員さんもどういう状態かわかってるし、

色も出てるし売れ残ってくれてありがとうって感じ。

 

ただやっぱりこの辺は価格帯の影響するところも大きくて一概には言えないんですけど、

 

僕の体感で1匹1,000円超える個体でまあまあ売れる、

そして恐らく2,000円当たりがボーダーで、

3,000円からほぼ売れない価格帯です。

 

ただし3,000円から5,000円って金魚の付加価値としても微妙で、

ただデカいだけの金魚パターンが多いんですよ。

蝶尾とか水泡眼とか2,000円前後くらいで選択肢に出てくるし。

 

だから僕は1,000円から2,000円前後の金魚がねらい目と言いたい。

回転率はそこそこで入荷してすぐ売れるということはないし、

見た目も綺麗で状態も良い。

 

ちなみにそのなかでも僕が好きなのは飯田系の金魚。

赤が強くて体型もがっちりしてるし、見ごたえがあります。

 

逆に1,000円以下の金魚は回転が早く地域密着型のショップだと、

少なくとも週に1回以上は仕入れているので状態は不安定です。

いわゆる餌金と呼ばれる小赤なんかはものすごい回転量。

 

値段で良い悪いが決まるわけじゃないですが、

そこから影響してくる状態の違いは確実にあります。

 

うまく始めるコツは良い状態で飼育を始めること。

 

まとめ

というわけで今回は夏場から始める金魚飼育は向いてないよ、

という内容でした。

水温が高いと水の状態が悪くなりやすいです。

 

少し涼しくなってから始めると1番飼育しやすいと思います。

ほぼ熱帯魚です。丸い金魚ピンポンパールとは

久しぶりの更新になりました。

今回ピンポンパールのことについて話そうと思ってるんですが、

金魚うまく飼育出来てますか。

 

そもそも金魚飼育は難しいんですが、

その中でもピンポンパールは難しい種類なんですよね。

 

例えばらんちゅう、頂点眼、水泡眼なんかは難しいと思ってるんですが、

ピンポンパールも負けず劣らずです。

まあ難しい、というよりはデリケートって言った方がしっくりくるかな。

 

でもピンポンパールって子供や女性、

いわゆる初心者層の人なんかにとても人気があって、

アクアリウムを始めるきっかけになる金魚でもあるんですよ。

 

よくピンポンパールの前で立ち止まってる人が多かった。

ピンポンパール可愛いですよね。

 

そこで今回は僕が思うピンポンパールの難しさとちょっと気になったから飼育してみようと思うんだけどどうやって飼うのって人に向けて飼育の方法を書きます。

ピンポンパールの難しさ

体形

ピンポンパールの体は特に他の金魚と比べても丸くなっており、

観賞用の体形と言っても過言ではないです。

そこがピンポンパールの最大の特徴であり、人気のあるところなんですけど。

 

でもこの行き過ぎた丸い体形がなかなかの曲者なんですよ。

 

泳ぎは不得意なのでたとえ同じ金魚であっても、

ピンポンパール同士でしか混泳させることができない。

ちょっとしたことで転覆しやすい。

なのに餌はよく食うし水も汚すと。

 

不思議な金魚だよねピンポンパール

 

 

 

飼育環境

 ヒーターは絶対に導入する

ピンポンパールの飼育には必ずヒーターを導入してください。

 

基本的に僕は熱帯魚、金魚問わずにヒーターの導入をおすすめしてるんですが、

特にピンポンパールはヒーターが必要です。

 

丸い体型の彼らは消化不良を起こすと転覆しやすく、

転覆すると元に戻らん可能性が高いからです。

転覆病になると悲しいよね。

 

もちろんヒーターなしの飼育も可能ですが、

飼育難易度があがることと、

水温が低いと消化不良になりやすいことから、

僕はヒーターをつけての飼育が良いと断言します。

 

初心者の人はしっかりと飼育環境を均一にして、

同じ状態を保つことが出来る飼育方法がおすすめ。

 

水槽の大きさは45㎝以上

やっぱり飼育容器は大きければ大きいほど、

というのはピンポンパールにも言えることで、

特にデリケートな金魚であるからこそです。

 

熱帯魚みたいな飼育を取ってるから、

とはいえどピンポンパールは金魚であり、

体の大きさもそれなりの大きさには育ちます。

水もよく汚すので、水質の変化が急激に起きないようにするべきです。

 

水流は弱めに

これが結構注意するべき点です。

そして中型水槽をおすすめする理由。

 

独特な丸い体型のピンポンパールは泳ぐのが得意ではなく、

簡単に流されてしまいます。

ろ過機やエアが作り出す水流が致命的になる場合もある。

 

特に気を付けて欲しいのは、

初心者セットなんかに付属されてるエアの量を調節出来ないエアーポンプ。

 

これと小型水槽の相性が最悪。

簡単に想像出来ますよね。激流です。

更にヒーターなし。環境最悪。

 

チューブの間に弁をかませるか流量を調節する方法を考える。

もしくは外掛け式フィルターにする。

外掛け式フィルターなら流量調節できるしね。

 

混泳はピンポンパール同士

混泳相手はピンポンパール同士でしか出来ないです。

 

同じ丸形体型のオランダや琉金なら出来そう、

と思う人もいるかもしれないですけど、

 

ピンポンパールはこの2種よりも、

さらに泳ぎが下手で餌負け、

泳ぎ負けで長生きしない可能性が高い。

コメットとか絶対無理だよね。

 

どうしても混泳させたいなら、

底物系のドジョウとか。

 

というわけで、

基本的にピンポンパールピンポンパールだけで飼うのが良いです。

 

まとめと余談

ピンポンパールは単独飼育で中型水槽、ヒーター導入。

まとめちゃうとこれだけなんですよね。

でもなんでなのか理由があった方が納得しやすいでしょ。

 

それにしてもピンポンパール本当に人気ありますよね。

 

ピンポンパールはバルーン体型と呼ばれる部類に入るんですけど、

初心者からは凄い人気あるんですが、アクアリウム歴が長い人ほどバルーン体型に興味がなくなっていく気がします。

 

むしろワイルド個体と呼ばれる現地で採取した個体や、

人の手が加わってない自然な姿を好む傾向が強い。

 

だんだん自分の好きな魚種が変わっていくのもアクアリウムの良いところ。